小説を書く時の段落や記号の使い方のルール。

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今までいろいろと小説を読んでこられたと思います。

 

実はその小説にも記号の使い方のルールがあったことはご存知でしょうか?

 

そのルールがあるから読みやすく、違和感の無い文章になっているのです。

 

今回は小説を書く上で最低限必要な記号のルールをお伝えします。

 

小説をコンテストなどに送りたいと考えている方は必ず把握しておきましょう。

 

また、段落においては絶対のルールではありませんが、場面転換に使える時など、役立つおおよその段落の決まりがあるので文章を書きたいと思っている方は是非参考にしてください。

段落

段落は使い方に絶対のルールはありません。

 

段落を多く作る作者や、あえて少なくする作者もいますし、作品によってもそれぞれです。

 

それでも文章に段落があるのは、文章に適度なスペースを空ける事で読み手の視認性をあげたり、文章の意図が伝わりやすくなるような読解性をあげるためです。

 

段落の使い方は一文字目にスペースを空けてから文章を書き始めます。

 

たった一文字だけのスペースですが、段落にこのスペースがあるだけでグッと読みやすくなります。

 

しかし、ネットで読む小説の横書きの作品などは段落での読みやすさを感じにくいため、スペースを空けないという場合もあります。

 

段落を実際に変える時には、文章の趣旨が変わる時、場面が変わる時、会話文、特定の文の強調などが挙げられます。

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記号

小説の中で使われる記号はいろいろありますが、今回はその中でも代表的な「…」「?」「!」「?」の四つの記号の使い方を紹介します。

 

「…」は三点リーダーと読み、沈黙や言葉の余韻を残すために使います。

 

「?」はハイフンと読みます。

 

三点リーダーと同じ意味で使いますが、三点リーダーと比べると時間経過が短い場面で使います。

 

また「…」と「?」の二つは偶数回使うことが決まりです。

 

「!」は感嘆符、「?」は疑問符と読み、これらは使用した後には全角スペースを一つ空けなければなりません。

 

ただし、かぎかっこが直後にある場合のみスペースを空ける必要はありません。

句読点

句読点はよく使われており、段落と同じくなければ文章がとても読みづらくなってしまいます。

 

句点は文章の終わりに打つだけなので簡単ですが、読点を打つタイミングは、大きく三つほどあります。

 

一つの文章の中で意味が変わるタイミング・誤読されそうなタイミング・文章の間を取りたいタイミングです。

 

誤読されるタイミングに関しては読点を入れなければ内容が変わってしまうので確実に打ちましょう。

 

小説を書く上で必要な記号の名称と基本的なルール、そして段落の使い方の決まりについてご紹介しました。

 

これらのルールは、文章を読み手が読みやすくするためのものです。

 

しっかり把握して小説を執筆するときの参考になれば幸いです。

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