原稿用紙をホッチキスで留めるときは右上左上どっち？

原稿用紙をホッチキスで留める際、右上と左上どっちに止めるか悩む方は少なくありません。

どっちでも良いわけではありませんので、作成の際には充分気をつけましょう。

ホッチキスを止める上での注意点と合わせてご説明します。

ホッチキスで留める際、原稿用紙が縦書きの場合は右上を止めるのがマナーです。

これは右利きの人が世の中には多い事を考慮されており、右手でペンを持って色々と書き加えながら左手で原稿用紙をめくりやすくなるように計算された位置となります。

左上でとめても支障はないので混乱してしまいがちですが、小説と同じ方向で止めると考えるとわかりやすいかと思います。

縦書きの本は右側から左に文章が書かれ、右側で止められていることがほとんどです。

国語の教科書などと同じ方向と覚えておくとわかりやすいでしょう。

横書き原稿用紙の場合は右上ではなく左上をホッチキスで留めます。

縦書きか横書きかでどっちか変わってしまうのが不思議に思うかもしれませんが、こちらも右利きの方がペンを持ちながらページを巡りやすいように計算されている方向です。

横書き原稿用紙の場合は特に、縦書きと違って逆側に止めてしまうとページのめくりにくさが顕著に表われますので、必ず左上に留めるようにしましょう。

こちらもどっちに留めるか悩んだ時には理数系の教科書など横書きに書かれている教科書や、洋書を思い浮かべるとわかりやすくなります。

左側を留めてページをめくるように作られている為、悩んだ時には文章が横書きなのか縦書きなのかをその他の本に当てはめて考えるようにしてみて下さい。

ホッチキスを留める際には右上、もしくは左上一箇所を斜めに留めればOKです。

複数箇所を留めてしまわないように気をつけましょう。

また万が一ページがバラバラになってしまったときの事を考えて、原稿用紙それぞれにページ数を振っておくのもポイントです。

何十枚も原稿があり分厚くてホッチキスでは留められないという場合は、しっかり挟めるクリップなど別の留めるアイテムを使うのもおすすめです。

右上や左上一箇所留めるのではなく、右側横一面、左側横一面留めてしまうのも1つの手と言えます。

原稿用紙をホッチキスで留める際には、横書きか縦書きかによってどっちを留めるのか変わります。

右上に留めるのか左上に留めるのかが分からなくなったら、1度他の文書を思い出すようにしてみて下さい。