原稿用紙でかぎかっこと二重かぎかっこの書き方や使い方は?

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原稿用紙にはいくつか書き方のルールがありますが、その内の1つがかぎかっこです。

 

かぎかっこには普通のタイプと二重かぎかっこがありますが、どちらをどの様にして使うのか、使い方のポイントや書き方をご説明します。

かぎかっこはセリフや会話で使う

原稿用紙における一般的なかぎかっこは、登場人物のセリフをはじめ、会話をした際に用いられます。

 

「僕は昨日サッカーをしたよ」などのように、実際に話をした際に用いられるだけではなく、心の中でひっそりと思っていたこと、考えていたことなどにもかぎかっこは用いられます。

 

かぎかっこは普通の文章とは異なる部分を文章内でピックアップするために使われる記号です。

 

言葉や内情だけではなく、際立たせたい部分にもかぎかっこは用いられます。

 

映画のタイトルなどにもかぎかっこが使えますので、文章の内容によって書き方を工夫しましょう。

二重かぎかっこは引用など

二重かぎかっこの場合はかっこ内でかっこを用いる必要がある場合や、引用部分を明解に記す際の書き方として使われます。

 

例えば“酸素はO2と表記される『理科教科書12Pより引用』”などのような書き方が一般的です。

 

普通のかっこだけではわかりにくい場面で用いられる書き方と言えるでしょう。

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また、二重かぎかっこは映画や小説のタイトルに用いられることもあります。

 

普通のかっこでも問題ないのですが、より一層タイトルを際立たせたいときなどに、あえて二重かぎかっこを使った書き方をする方もいますが間違えではありません。

 

こちらは文章作成の好みの問題でもありますので、文章を見たときにどちらを使った方が見やすいかを考えて作成すると良いでしょう。

原稿用紙によって使い分けられると便利

かぎかっこと二重かぎかっこはそれぞれ使われるタイミングや書き方が異なります。

 

どちらも使い分けが出来ると便利ですので、その時に応じた使い方をすると良いでしょう。

 

かっこが頻出しても良い文もありますが、シーンに合わせて使い分けないと紛らわしくなることもあります。

 

また同じ原稿用紙内で両方のかっこを使わないといけないということでもありません。

 

普通のかぎかっこしか出てこない文章も多々あるため、必要ないと思ったら片方だけ使うと良いでしょう。

 

原稿用紙においてかぎかっこと二重かぎかっこはそれぞれ意図に合わせて書き方が異なります。

 

上手に使い分けると文章がより一層読みやすくなりますので、文章の構成や内容、文章作成の好みに合わせて作成方法を工夫すると良いでしょう。

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