100グラム当たりの値段の計算を知り賢い買い物をしよう
スーパーマーケットの広告を比較してから買い物に出かける人もいることでしょう。
そこで、内容量が異なる同じ商品を見つけた時に、どちらが安いのか見極めるのが一般的です。
ここでは、100グラム当たりの値段を調べる計算方法をまとめました。
この計算方法を知ることで、賢い買い物ができるようになります。
小学校の算数レベルの方法なので、簡単に計算できます。
100グラム当たりの値段を知りたいとき
A店では豚肉800グラム600円、B店で同じ豚肉が600グラム450円で販売されていたとします。
内容量はそれぞれ異なることがわかりますが、いずれのお店も「お買い得品」として提供されています。
本当にお買い得なのはどちらなのか知りたいという場合には、単位をそろえることで比較ができます。
考え方としては、100グラム当たりの値段を求め、単位をそろえる方法で比較します。
計算方法は簡単ですので、広告を眺めながら、スマートフォンの計算機能を利用して計算してはいかがでしょうか。
この方法を応用すると、「豚肉100グラム当たり」を算定するだけではなく、「洗剤1本あたり」などの価格も算定できます。
100グラム当たりの値段を計算する方法
豚肉600円と450円、どちらの商品がお得なのか単位をそろえてみましょう。
この場合は、「600円は豚肉100グラム8個分の値段」「450円は豚肉100グラム6個分の値段」と置き換えることができます。
つまり、600円の「8分の1」の値段と、450円の「6分の1」の値段を計算すれば、比較検討が可能です。
「600÷8=75」 「450÷6=75」これによって、いずれの場合も、100グラム当たりの値段は75円だということがわかりました。
どちらも同じ価値なので、お得さは一緒です。
お店では、顧客がこのような計算をすることがないよう、100グラム当たりの単価を表示し内容量を変えて値段を表示しています。
広告でも、「100グラム75円」というような表記で視認性を高め、お得感を打ち出しています。
このような表記なら、消費者にとっても比較検討の尺度として利用しやすいでしょう。
スポンサーリンク100グラム以外単位もそろえられる
洗剤のまとめ売りで、1ケース12本入り1,500円と、3本1組390円という品物があると仮定します。
1本の単品買いなら135円です。
この洗剤を12本ほしいときには、ケース売りの商品1箱と、3本1組を4セット、あるいは単品12本いずれを購入するのがベターなのでしょうか。
この場合も1本あたりの値段を計算で求めましょう。
*1ケース12本 1本あたり 1500÷12=125 125円
*3本1組 1本あたり 390÷3=130 130円
*1本単品 135円
このように単位をそろえると、1ケースのまとめ売りを利用するとお得感が高いことがわかります。
1本あたりで見ると、単品購入よりも10円お得です。
1箱で購入すれば、120円のお得になります。
ハンカチの定価からお得感を知ろう
では、定価500円から20%引きのハンカチを4枚購入することと、1枚500円のハンカチを4枚買うと1枚プレゼントという条件で購入した場合、1枚当たりどちらがお得になるでしょうか。
500×0.8×4=1600
1600÷4=400
20%引きのハンカチ4枚の値段は1,600円。
1枚換算では400円になります。
500×4=2000
2000÷5=400
1枚500円のハンカチを4枚買えば2,000円ですが、1枚プレゼントになるので都合5枚購入したとみなしましょう。
1枚換算にすると、こちらも400円になります。
ハンカチ4枚を1,600円で買うか、ハンカチ5枚を2,000円で買うかという問題は個人の価値観に委ねられますが、1枚単位の価格は同じなので、お得感の点でいえばどちらも変わりません。
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