値段の後についているハイフンの意味は?

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領収証や手形を見ると「¥1,000−」というように値段を示す数字の後にハイフンが打たれていることがあります。

 

何気なくやり過ごすことが多いのですが、いざ正式な領収証を発行する側に立った時、書き方が悪いと注意を受けてしまうこともあります。

 

では、この値段を表す数字の後に打つハイフンはどのような意味があるのでしょうか。

 

そのほか、あわせて覚えておきたい数字の料金表記のルールについてまとめています。

値段の後につくハイフンの意味

領収証などを見ると「¥1,000−」と記載されています。

 

これは数字の改ざんをされないための工夫でハイフンを打ってあります。

 

領収証の値段の改ざんが行われると、領収証の発行元に損失が起こる可能性があるほか、もらい受けた側が不正に経理請求を行うことも考えられます。

 

こういった不正を未然に防ぐためにハイフンを打ち、これ以上数字が続かないことを意味します。

 

特にハイフンを打つのは、算用数字(アラビア数字)を手書きで記載する場合です。

 

ハンドラベラーで貼付された値段付け用のシールを見ると、値段の後にハイフンや円と記載されているのもここから来ています。

「¥」や「※」、「也」はどういう意味?

では、領収証などに記載する「¥」や「※」はどのような意味を持っているのでしょうか。

 

¥マークは、これから記載する数字の単位は「日本円を表す」ことを示します。

 

また、記載した数字の前に数字を足されないようにするための意味合いも持たせています。

 

¥マークとハイフンは、ワンセットととらえるとよいでしょう。

 

※マークは、ハイフンと同様「この後に数字が続かない」ことを示すマークです。

 

市販の領収証に記載されていることもあるようです。

 

チェックライターと呼ばれる領収証や手形に数字を刻む機械などでは、※マークを刻む機種も見られます。

 

手書きで※マークを打つことは改ざんの原因につながる可能性もあるため、避けることが一般的です。

 

「也(なり、や)」は※マークやハイフンと同様の意味があります。

 

特に漢数字を用いた際に記載する漢字です。

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漢字表記をする意味は?

領収証や手形などで、大字(ダイジ)と呼ばれる漢数字を用いることがあります。

 

大字とは「壱、弐、参」など数字を難しく表した漢字です。

 

小学生が習う漢数字(一、二、三)を用いた場合、書き足せば異なる数字に変化することから嫌われます。

 

大字を使う場合、「1,053,200円」という値段を領収証に記載する場合には「壱百伍萬参仟弐百円(圓)也」と表記します。

 

大字の記載は間違えやすいこともありますし、もらい受けた側が値段を確認しづらいことがあります。

 

値段を記した漢字が間違っていれば無効になるなど、トラブルに発展する可能性もはらんでいます。

 

このところでは大字を用いた表記は少数派のようです。

 

パソコンで作られたフォーマットで出力することが増えていることも、その要因といえるでしょう。

改ざん防止のための工夫とは

先にも記しましたが、領収証や約束手形、小切手を発行する場合には改ざんされない工夫が必要です。

 

もし領収証等の改ざんが発覚すれば、刑法の「有印私文書偽造罪」の成立によって処罰を受けることがあります。

 

そのために、手書きで領収書などを発行する場合には、大字で記載することはもちろんのこと、チェックライターという機器を利用し、紙に直接数字を刻むことが一般的です。

 

ハイフンなどを入れるほか、桁区切りのコンマも挿入します。

 

これによってさらに改ざんされにくい数字になります。

 

また、複写式の領収書が一般的です。

 

正本は発行者が保管し、複写した側を相手に渡します。

 

複写された数字は、特殊インクやカーボンによって色と風合いが変わりますので、改ざんが難しくなるという仕組みです。

 

値段を記載する際に必要なハイフンにも意味があります。

 

慣例的に記入してきた場合は、その意味を意識して記載するようにしましょう。

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