大学の「1単位」学費の値段に換算するといくらになる?

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大学は単位制で、規定数の取得で課程履修が認められます。

 

在学期間である4年間で決められたカリキュラムを履修することが求められます。

 

なおかつ、1年間で履修すべき科目において1つでも落としてしまった場合は、二年次以降のカリキュラムに進むことができません。

 

留年することで、一年間の学費が無駄になってしまうことが考えられますが、1単位当たりの費用はどのくらいになるのでしょうか。

 

また、「1コマ」といわれる授業当たりの値段はどのくらいになるのかもあわせて紹介します。

単位とは

大学や高校などでは、すべての授業課程を履修しなければ進級や卒業ができません。

 

その尺度として、「単位」を設けています。

 

カリキュラムごとにどこまで履修したかを見極めることができるメリットがあります。

 

大学の場合、シラバス(講義要綱)に沿って4年間で128単位の取得で卒業となります。

 

学生は、早い段階で卒業できるように、シラバスを参考に1年間で受講する講義の計画を立てます。

 

講義の受講を詰め込めば、早い段階で卒業できるまでの履修ができますが、1年間で取得できる上限が決まっているため、このことも含めて受講の計画を立てる必要があります。

 

大学によっても異なりますが、1年間で40単位もの履修が求められるようです。

 

4年次は就職活動や卒業論文、研究などの活動が入るため、3年次で128単位前後を履修できるようにする学生がほとんどです。

国公立大学の値段は?

わかりやすく1年間40単位と換算して値段を計算します。

 

4年制の国公立大学の授業料は年間54万円ほどです。

 

これをもとに計算すると、値段は13,500円ほどとなります。

 

この値段は文理関係なくこの価格になります。

 

医歯薬系の6年制の大学の場合でも、同様の金額になるでしょう。

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私立大の値段は?

私大の授業料は学校によって設定が変わります。

 

そのため平均額で算定しました。

 

私立文系の4年間の平均学費は396万円です。

 

4年間のカリキュラムで考えると、1単位当たりの値段は33,000円になります。

 

それと同様に、私立理系の4年間の平均学費は539万円です。

 

1カリキュラム当たりの値段は約45,000円となります。

 

国公立大の学費などと比較しても大きな金額の差が出ていることがわかります。

 

私立医歯薬系の学費は6年間で平均2340万円ほどの学費がかかります。

 

卒業までに200単位の履修が必要になるため、1カリキュラム当たりで換算すると値段は約117,000円です。

 

実習や研究など実技・実践系の講義が多いため、費用が高くなる傾向にあります。

授業1コマ当たりの値段は?

では、授業1コマ当たりの値段に関してはどうでしょうか。

 

大学設置基準と呼ばれる文科省が定めた法令では、1単位を取得するための学修時間を45時間と定めています。

 

これは、講義を受講することと時間外学修として、研究やレポートなどの提出を合わせた時間となります。

 

大体講義受講は22.5時間、残りの22.5時間は、習熟度を見る試験やレポート等の提出物を加味して、45時間で履修とみなされます。

 

大学では「1コマ」当たりの時間は90分としているところが大半です。

 

ただし、45分を1単位としているため、1コマ90分、15回の講義受講で2単位取得が可能となります。

 

先に掲げた、国公立大1単位当たりの価格13,500円をもとにして考えると、13,500円×2単位÷15回=1,800円となります。

 

90分1,800円と考えると、安価な授業料になるといえるでしょう。

 

高等教育無償化の制度を利用する人や、奨学金を利用して就学する人が多いため、学費の値段に関して考える機会は少ないかもしれませんが、この機会にお金の面を考えてみると、大学の授業の大切さを実感できるのではないでしょうか。

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