【ライフハック】古着屋さんの値段の付け方を知ろう
リサイクル意識が高まり、自分が何度か着用した衣服を古着屋に持参する人も増えてきました。
今では、着古した服を売り古着屋で自分が気に入った服を買うという生活をする人も見られます。
では、古着屋ではどのような値段の付け方をしているのでしょうか。
また、自分が持ち込んだ服は、どのような観点から価値が見いだされるのでしょうか 。
リサイクルショップと、古着中心のショップなどの違いなどもチェックしました。
古着の買取価格の付け方
古着を顧客から買取ることは、古着屋にとって仕入れにつながります。
利益を生み出す仕入れになるよう、買取価格に関して厳しい値段の付け方が多く見られます。
量産系のファストファッションやノンブランドの衣類の場合、当時の販売数が多いことと、古着市場での需要は低いことが相まって、買取不可もしくは「まとめて10円」というような値段の付け方が行われます。
自店で販売できない古着は、海外の市場に販売するほか、リサイクル繊維として買い取ってもらうこともあります。
こういった理由から、値段の付け方はほぼ期待できません。
「まとめて10円」でも、納得できる価値であると理解しましょう。
ブランドの衣料の場合、量販型のリサイクルショップか古着販売に特化したセレクト系ショップかによってもその買取の値段が変わります。
経年経過による服の状態やサイズ、現時点のトレンドによっても1着の価値が変わるため、買取価格や価格の付け方の基準については公開していない店がほとんどです。
程度の良いものや、販売されてから間もないモデルであれば、1着当たり定価の5割〜7割程度の価格が買取額として提示されることがあります。
定番品でもレアモデルの場合や、日本人の平均的サイズの衣料であれば、高い値段をつけてもらえる可能性が高まります。
一方ブランドなどを重視せず、衣料品としてまとめ買いをするお店であれば、1kg当たりの値段を提示されますので、古着屋に売るときには、事前に古着市場の相場を見極めてお店を選ぶ必要があるでしょう。
スポンサーリンク古着の販売時の値段の付け方
買い取った古着を店頭に出す際の、売り出し値段の付け方が気になります。
買い取った洋服は、1点ずつ検品を行います。
クリーニングやアイロンがけなどの手間をかけたのちに、店頭にだします。
仕入れ(買取)の値段と経費、古着屋の利益をプラスして値段の付け方を考慮する必要があるため、販売時には定価の5割〜8割程度の値段がつけられるでしょう。
たいていの古着が定価以下の価格で販売されています。
ただし、いつ着用しても古さを感じさせない定番品や、古いほど価値が高まる一部のジーンズモデルなどは定価に近い値段がつけられることがあります。
価値を大切にするお店であれば、プレミア価格がつくこともあるので、事前の相場調べや、古着市場のニーズは徹底して調べたほうがよいでしょう。
古着屋とリサイクルショップの違いはある?
古着の値段の付け方や買取価格に関して、古着屋とリサイクルショップでは大きな違いがあります。
古着販売に特化した店では、買取額を高くして仕入れを強化しています。
一方、リサイクルショップでは、日用品や家電品の仕入れを強化しています。
このため、買い手が付きにくく在庫が滞留しやすい古着に関しては、仕入れ(買取)をコントロールすることもあるようです。
こういった店の性質なども考慮に入れて、買取を依頼する店を検討しましょう。
海外販売を視野に入れ、「衣類としてよりも、布の価値」に着目している古着屋では、まとめ買い中心となります。
リサイクルショップよりも値段が付きやすいので、お得感を求めるのであれば、古着屋への持ち込みが最適です。
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