値段を表す「1K・3K・4K」ってどういう意味?

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インターネットの掲示板やSNSを中心に、「買い物で3K使った」「移動費に10Kかかった」というような表記が使われることがあります。

 

話の流れから値段や金額であることはわかりますが、値段で使われるKという単位にはどのような意味があるのでしょうか。

1K・3K・4Kは値段のこと?どういう意味?

1K、3K、4Kというように、Kで表されるのは値段や金額のことで、1Kは1000円を意味します。

 

よって、3Kは3000円、4Kは4000円で、10Kになると1000円×10で1万円という意味です。

 

Kがひとつで1000円と覚えておくと、2桁以上の値段になったときでも換算しやすくなります。

なぜ1K・3K・4Kが1000円・3000円・4000円という値段の意味になるのか

なぜ、1Kが1000円という意味の値段表記で使われるのかは、距離や重さの単位を考えるとよくわかります。

 

例えば、1000mと1000gはそれぞれ1kmと1kgに置き換えることが可能です。

 

つまり、Kとは元々1000という意味を持つ単位として使われており、そのまま値段表記にも1k=1000の単位が当てはめられたというわけです。

値段表記の意味で1K・3K・4Kが使われるようになった理由は?

Kという単位が1000を表すことはわかりましたが、なぜ値段の表記として使われるようになったのでしょうか。

 

値段表記の意味で1K、3K、4Kなどが使われるようになったのは、主にインターネットの掲示板からといわれています。

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かつての掲示板などは、1つの投稿につき文字数が制限されていることが多く、少ない文字数で多くの情報を伝えるために、数々の略語やネットスラングが使われていました。

 

そうした中で、1000円と書くよりも1Kと書いたほうが文字数が少なく、また文字入力も素早くできるため、このような表記が使われるようになったのです。

 

通信網の発展とSNSなどの普及により、文字数が制限される掲示板などは少なくなりましたが、1つの投稿に文字数の制限があるSNSや、手早く情報を伝えたい場では今も頻繁に使われています。

1K・3K・4K…値段表記以外で使われる「K」の意味も知っておこう

値段や金額を表すKの意味と由来を紹介しましたが、Kという単位は値段以外の意味で使われることもあります。

 

例えば、不動産業界ではキッチンを意味し、1Kはキッチンと1部屋、3Kならキッチンと3部屋、4Kだとキッチンと4部屋です。

 

貴金属や宝石類では、カラットという単位で使われます。

 

金の場合はK18やK24というように、数字の前にKをつけて純度を表し、宝石は200mgを1Kとして表します。

 

3Kの宝石は600mg、4Kでは800mgの重量となるわけです。

 

テレビやモニターで使われるKは、解像度の高さを意味します。

 

従来のフルハイビジョンは2Kで、その次が約4倍の画素数を持つ4K、続いて8Kと数字が大きいほど画素数が多く、解像度の高い美しい映像が楽しめます。

 

テレビでは2K、4K、8Kと、2や4の倍数で表されるため、3Kというテレビはありません。

 

また、値段の意味でよく使われるインターネットでも、値段以外で使われることがあります。

 

それは、SNSや動画サイトなどのイイネの数や登録者数を表すときです。

 

これも単位は同じで、1Kだと1000人、3Kだと3000人、4Kだと4000人となります。

 

値段を表す1K・3K・4Kの意味はそれぞれ1000円、3000円、4000円で、Kは1000を表す単位です。

 

そのほかにもKという単位が使われることがあるため、文脈からどういう意味を持つのか読み取れるようにしましょう。

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