就活生は要チェック!信用金庫の筆記試験はどのようなタイプ?
新卒採用試験は企業の事業内容によって大きく異なります。
毎年ユニークな試験を設定している会社も少なくありません。
金融業界でも採用試験の内容は千差万別です。
大抵の信用金庫では筆記試験を導入しているものの、中には筆記試験はなく面接のみで判断という個性的なケースもあります。
ですから、信用金庫への就活を考えている人は応募先の傾向をある程度理解しておくべきでしょう。
一般的な筆記試験は基礎学力チェック
多くの信用金庫で行われている筆記試験は、数学や英語などの基本的な学力をチェックするものです。
レベルとしては中学・高校レベルとされており、大学入試のようにハイレベルな問題が出題されることはまずありません。
ですから、就活生が内容を理解できず手こずるということはほぼないはずです。
ただし、問題数は多いので、スピーディーに回答していくことが必要でしょう。
スポンサーリンク一方、適性検査では、就活生の思考パターンや論理的に物事を把握できるかなどのポイントがチェックされます。
この検査はすべての信用金庫で実施しているわけではないものの、ある程度慣れておくとディスカッションや面接の時などにも役立ちますから、就活生はしっかりと準備しておきましょう。
オリジナルの筆記試験を作っている信用金庫もある
毎年多くの応募が寄せられる信用金庫の中には、オリジナルの筆記試験を作成しているというケースがあります。
その中には、数学や英語、国語の他に、一般常識や金融業界に関する知識を確認する問題、さらには日本や世界経済に関して意見を求めるという問題もあるのです。
一方、基礎的な3科目だけでなく社会や理科を含めた5科目の試験を実施している信用金庫もあります。
オリジナルの筆記試験は毎年ある程度決まった出題傾向がありますから、ゼミの先輩などで同じ信用金庫へ応募した経験がある人にぜひ訪ねてみましょう。
就活生は筆記試験以外にも気を配ろう
信用金庫の採用担当者は筆記試験の結果と合わせて人間性や信用金庫で働くことへの意欲などをつぶさに観察しています。
ですから、就活生は筆記試験以外の部分にも十分気を配るようにしましょう。
例えば、「信用金庫のどんなところに魅力を感じているか」「就職したらどんなことをしたいのか」という質問に対して、面接担当者の興味を引くような答えやビジョンを打ち出すことができれば、採用獲得は大きく近づくはずです。
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