信用金庫はパートから正社員になりやすい?それぞれの業務の違い、責任感の違い

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信用金庫でパートとして働いている、或いは働きたい人の中には、「いずれ正社員になりたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。

 

中には応募要項の中に「パートでの数年勤務で正社員登用制度もある」と記載しているところもあり、一見すると自動的にパート採用されてしまえばいずれ正社員になりやすいのでは、と考えてしまうかもしれません。

 

しかし個々の信用金庫や人手の状態にも左右されますが、パートからの正社員登用には実態として「そう簡単ではない」傾向があります。

信用金庫はパートから正社員になれる?

先述の通り、信用金庫の中には社員登用制度によって、数年勤めあげたパートを正社員に採用する所も存在しています。

 

パートから正社員に上がるには、それまでパートとして勤めていた際の庶務・事務能力の高さ、成績目標がどれだけ高くクリア出来ているか、筆記試験による能力査定、加えて支店長による推薦も必要となるケースもあり、決して「自動的」に成れるものではありません。

 

勤め始めた瞬間から「正社員になる」という目標を持ち、日々の庶務・事務をどれだけ能率的に行えるか、その信用金庫において「欠かせない」人物になれるかどうかが、正社員登用への鍵を握っています。

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能力だけ高かったとしても、支店長の推薦という点では、他人とどれだけ協調できるかといったコミュニケーション能力も問われます。

 

パートから正社員になるのは制度としては存在している、成れない事は無いが、漫然と勤めるだけでは成れない、という結論になります。

正社員になると「事務」以外の業務も増える

また、パートから正社員に昇格しても、逆に望んでパートに戻ってしまうケースもあります。

 

パートであれば事務だけでOK、定時に確実に上がれる業務内容だったのが、正社員となったことでそれまで得意としていた事務だけでなく、直接お客様とやり取りする窓口業務やオペレータも業務内容として扱う事になります。

 

接客業務や、より重大なお金や機械の管理が増え、場合によっては残業するケースも増えてしまうのです。

 

これらの業務を最初からパートに割り振っている所もあるので一概には言えませんが、正社員になるならば「事務だけが得意」「接客だけが得意」といった一点特化では、その後の業務が難しくなる可能性があります。

 

責任が増す分、パートでは得られない給与やボーナスとなりますが、自分の望む勤務形態を考えて判断してみてください。

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