なぜ回収するの？インクカートリッジのリサイクルと再資源化

インクカートリッジの回収が推進されています。

大手メーカーや複数の自治体が協力しておこなわれているプロジェクトで回収されるのですが、それにはどのような意味があるのか気になります。

回収の大きな目的は「リサイクル」です。

環境問題に興味がある人なら協力したくなることでしょう。

インクカートリッジをリサイクルすると言っても、どのような方法で、結果として何になるのかが気になります。

まったく別の製品に生まれ変わるのか、それともまた同じカートリッジとして使われるのかと考えるでしょう。

・新しいインクを詰め替えるためのカートリッジに再利用する
・新しいカートリッジやほかのプラスチック製品の資源になる

回収専用のボックスに入れられたり、メーカーの引き取りサービスで集まったインクカートリッジは、係員の手で分別されてから生まれ変わります。

詰め替えカートリッジへの再利用をはじめ、ほかのプラスチック製品の資源に使われることもあり、幅広く使われていると言えるでしょう。

郵便局や自治体が用意した専用ボックスに入れるのがもっとも手軽ですが、量が多いならメーカーに引き取りを依頼するのも良い方法です。

ほとんどのメーカーでは無料で対応しています。

なぜインクカートリッジをリサイクルするかと言うと、環境や資源の保護が大きな理由です。

プラスチック製品をゴミに出すと、可燃ゴミ扱いでも不燃ゴミ扱いでも環境への悪影響が懸念されます。

燃やせば毒性の高い物質が出ますし、放っておいても自然と分解されることがなく、いずれにせよ環境に良くないのです。

また、リサイクルすることによって再資源化が可能です。

なぜ再資源化が必要かといえば、地球上の限られた資源を守ることに繋がるためです。

無限ではない資源を有効に使うため、リサイクルは必須です。

世界的にもリサイクルやエコロジカルな活動は重点が置かれている時代です。

日本でも環境問題を意識した活動をおこなう企業や自治体が多くなっています。

「なぜ必要か」が納得できれば協力したいという人も多いでしょう。

今後、インクカートリッジ回収をはじめ、リサイクルや再資源化の意識はさらに高まる可能性があります。

なぜ必要かが分かり、もしも協力したいと思うのなら、無理のない程度、自分ができる範囲内で協力してみると良いでしょう。

個人の小さな活動が大きな結果に繋がります。