なるべく画質を保ったまま縮小コピーするには

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大きなポスターや図面を小さくして持ち歩きたい時は、縮小コピーを使いますよね。

 

ただし縮小や拡大を繰り返すと、その都度画質は落ちてしまいます。

 

縮小コピーをしても綺麗なままの画質で印刷できるのでしょうか。

もともとの画質

縮小コピーする前に確認しておきたいのが原本の画質です。

 

印刷する前の元画像を見てみましょう。

 

例えばパソコンから印刷する場合、画像を保存する段階で気を付けるべきことがあります。

 

保存する際にサイズを変更して保存ができますが、容量が多いため基本的には圧縮し、サイズを縮小してから保存します。

 

そうすると画質ももちろん落ちてしまうので、必要に応じてサイズ変更せずに保存するようにしましょう。

縮小・拡大の繰り返し

元画像でも印刷済みのものでも縮小や拡大を繰り返すと、だんだんと画質は劣化していきます。

 

画像の場合は編集や加工、サイズ変換などが原因です。

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紙に印刷されているものでも拡大したものを縮小したり、縮小したものを再度拡大したりすると徐々にぼやけていきます。

 

綺麗なまま印刷するには元に近い状態にしておくことです。

印刷方法

元の紙が大き過ぎる場合、一度で希望のサイズに縮小するのではなく、段階を踏んで縮小コピーすることをおすすめします。

 

差が大きいほど劣化は激しくなるのでA1サイズをA2サイズ、A2サイズをA3サイズへというように少しずつやっていくと、急激な画質の劣化を抑えることが出来ます。

 

ただしインク量やコピー代などのコストがかかるので注意が必要です。

倍率指定

コピー機にはセットした用紙サイズに自動で縮小コピーしてくれる機能があります。

 

余白を考えてちょうど良く全体が写せる便利な機能ですが、余白の分もギリギリまで使ってなるべく画質の劣化を防ぎたいという方は、自分で倍率を設定しましょう。

 

例えば、A3からA4に縮小する場合は倍率71%と表示されます。

 

その数字を基本に72、73、74%と少しずつ大きくしていき、用紙からはみ出さない程度に設定できれば、出来る限り劣化は防げます。

 

サイズを変更してコピーすると、少なからず画質の劣化は起きてしまいます。

 

なるべく綺麗な状態を保つためには加工や編集をしないことです。

 

そして用紙サイズの差が大きい場合は一度で縮小をするのではなく、少しずつ様子を見ながらサイズ変更をしていきましょう。

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