「内線番号(任意)」って?内線番号の意味や使い方

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宅急便のお届け伝票などにある、「内線番号(任意)」と言う項目。

 

項目を埋めていくにあたって「内線番号?任意?どういうこと??」と手が止まってしまう人もいるようですね。

 

この「任意」とは「書いても良いし、書かなくても良いですよ。あなたの意思に任せます。」という意味ですが、そもそも「内線」それ自体がないなら記載できませんし、する必要もありません。

 

ではその「内線番号」とは一体何なのでしょうか。

内線番号とは?

「内線」とは「内線電話」の略で、比較的規模の大きな企業などが、部署の違う社員同士が連絡を取り合うために設置している電話のことです。

 

内線があればわざわざ席を外して他の部署へ行かずとも連絡を取り合えるというわけですね。

 

この内線のメリットは1回線に複数の電話機が対応できるということで、主装置と結ばれた電話機同士であれば自由に通話できるだけでなく、外部からの電話(外線)も共有することができます。

 

複数の内線電話を設置するわけですから、それぞれ個別に認識できるよう番号が与えられており、これを「内線番号」と呼ぶわけです。

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番号は電話機数、つまり規模の大きさによって異なり、例えば小規模であれば10〜99番の2桁の番号、中規模以上になると100〜1000番の3〜4桁が割り当てられます。

 

内線であっても外線で通話する際には公衆電話網を利用するため通話料がかかりますが、内線同士の場合は社内に敷かれている専用線を介する通話となるため、通話料がかかりません。

内線電話のかけ方

さて、宅配便のお届け伝票などに「内線番号」を記載する欄が設けられているのは、そのようなある程度規模の大きな会社に荷物を届ける場合に、その会社のどの部署に届けてほしいかを明示できるようにするためです。

 

例えば宅配業者が予め電話を入れてから配達したい場合、その会社の代表番号をダイヤルから続いて内線番号を押します。

 

機種によっては代表番号と内線番号の間にポーズコマンドの入力が必要なものもあります。

 

こうすれば直接該当部署に電話をかけることができ、わざわざ総務課などを介して繋いでもらう必要がなくなるわけです。

 

一方、社内間で内線同士で通話する場合には外線を通さないため代表番号をダイヤルする必要はありません。

 

機種にもよりますが、受話器をあげると自動的に外線に繋がるようになっているものが多いため、まずは「内線」というボタンを押して電話を「内線モード」に切り替えます。

 

続いて受話器を上げ呼び出したい相手の内線番号を押せばOK。

 

受ける側も受話器をあげるだけで特別な操作は必要ありません。

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