履歴書に送り状を入れ忘れた！選考は大丈夫か

企業に履歴書を送る際、送り状を一緒に入れるのは今や当たり前のこととなっています。

しかしながら、履歴書の方が重要視されるため、つい入れ忘れたまま提出する人は意外にも多いようです。

そこで今回送り状を入れ忘れてしまっても大丈夫かどうかについてご説明していきます。

送り状は簡単に言うと企業が応募書類を開封した際に、「誰が誰にどんな書類を送ったのか」をわかってもらうためのものです。

また簡単な挨拶文なども添えるため、企業に対する挨拶状としての役割もあるため、同封されていないと冷たい印象を与えてしまう可能性があります。

送り状を添えることでビジネスマナーを身につけている人だと認識してもらえるでしょう。

送り状を有効に活用する方法を簡単にご紹介いたします。

まず「ネガティブな経歴の補足説明」として使うことができます。

転職回数が多い、履歴書に空白の期間があるなど、マイナスの印象になりそうな部分を簡潔に説明しましょう。

それによって採用側の雇用に対する不安を解消できる可能性があります。

ただし、言い訳にならないようにご注意ください。

また「応募書類で伝えきれなかったアピール」としても使えます。

基本的には履歴書の中に最低限のPRはしっかり納めるというのが大前提です。

ただ、履歴書で求められている内容とは違った側面でアピールできる内容があれば、盛り込むことで自分のことを知ってもらうことができます。

一般的な認識であれば、送り状が選考に直接的な影響を与える事はほとんどありません。

ただ、同封するのを忘れても大丈夫かどうかは応募先の企業文化によって変わる可能性があります。

企業によっては入れ忘れたことをマイナスと評価される場合もあり、事前の情報収集が大切です。

大企業ほどビジネスマナーを重視する傾向にあるので、同封しておくに越したことはないでしょう。

履歴書に同封するつもりが忘れてしまい、どうしても送りたいという人もいるかもしれません。

ですが、後から追加して送る必要はありません。

すでに述べたようにあくまでマナーとしての書状であるため、選考への直接的な材料には含まれません。

逆にちゃんと送ったとしても落とされる人は落とされます。

そのため、忘れたからといって送り状だけを送ってしまうと、受け取った企業側が困惑してしまい、逆に印象が悪くなってしまう可能性もあります。

今回送り状の役割や活用方法に触れながら、同封するのを忘れた場合でも大丈夫かどうかについてご紹介させて頂きました。

ビジネスマナーであるため、基本的には同封した方が良いですし、応募先の企業でマイナスが付きそうな所には確実に送付するように注意しましょう。