学生のパスポートの申請に日中の連絡先は必要?

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パスポートを申請するときには住所に加えて「その他勤務先などの日中の連絡先」を記入する欄がありますが、これは記入する必要があるのでしょうか?

パスポートの記入欄について

パスポートを申請する際には、住所氏名といった基本事項を記入する必要があります。

 

パスポートは国内のみならず海外の渡航先においても身分証明書として機能するわけですから、当然正確な個人情報を入力する必要があるわけです。

 

しかし、その中には記入に困ってしまうものもあります。

 

その代表格が住んでいる住所以外の連絡先です。

 

「その他勤務先など日中の連絡先」という欄が設けられており、そこに自宅以外の連絡先を記入するよう求められています。

 

申請書に記入しているときにこの欄にぶつかってさてどうしようか?とペンを止めてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

とくに学生にとっては悩む部分です。

日中の連絡先はどうする?

学生はパスポートの申請時に、この日中の連絡先をどう扱えばよいのでしょうか?

 

そもそもこの日中連絡先は何のために記入するのでしょうか?

 

これは学生だけの問題ではなく、自営業がパスポートの申請を行う時にも面倒な問題として付きまとってきます。

 

パスポートの申請をする人が会社勤めの人であることを前提としているような欄であって、日中の連絡先と言えば会社の住所を記入すれば問題ないという人にとっては何も困らないわけですが、学生や自営業の場合は現住所以外に書くことがないケースも珍しくありません。

 

そもそも一人暮らしをしている学生や自営業の人が、日中の連絡先を記入したところで何の意味があるのかと疑問に思う人も多いでしょう。

 

例えば本人がパスポートを使って旅行しているときに日中の連絡先に何かの問い合わせが来ても、留守なのですから対応できません。

 

申請時に記入することそのものに意味を感じられない人も多いはずです。

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申請時に日中の連絡先の記入は必要か?

学生の場合は親元から離れて一人暮らしをしているケースもあるでしょう。

 

その場合にはパスポートの申請時に日中の連絡先として実家の住所を書く必要があるのか?という疑問も出てきます。

 

しかし、遠くから上京している学生にとって、実家の住所を日中の連絡先として記入することにどんな意味があるのでしょうか?

 

その実家は本人の「日中の連絡先」にはならないわけですから。

 

このように、学生のみならずさまざまな立場の人にとってパスポートの申請にある「日中の連絡先」の記入欄は対応に困る部分があるわけですが、これは必須事項ではありません。

 

記入してもしなくてもとくに問題はなく受理してもらうことができます。

 

ですから、学生の場合は空欄のまま提出してもとくに問題はないでしょう。

 

継続的に働き続けているアルバイトがある場合にはその住所を書く選択肢もありますが、学生の場合は毎日同じ職場で長時間働くことはないでしょうから、バイト先が日中の連絡先として相応しいのか?という問題も出てきます。

 

空欄で提出するのがもっとも穏当でしょう。

 

なお、日中連絡先とともに日本国内における緊急連絡先を記入する欄がありますが、こちらは学生の場合は実家の住所と電話番号を記入すればOKです。

 

海外に滞在時にトラブルが起こったときの連絡先ですから、現住所と離れたところにある実家の連絡先でもとくに問題はありませんし、職場やバイト先よりも確実に親族に連絡が取れる意味でも実家の住所が適しています。

 

パスポートの申請となるとどうしてもお役所仕事のイメージが強いため要事項をしっかり記入しないと受けつけてもらえないのでは思われがちですが、何から何まで埋めなければならないわけではなく、必須ではない記入欄は空欄のまま申請しても問題ありません。

 

あまり深く考えすぎずに必要な記入事項をしっかり埋めていく意識を心掛けましょう。

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