パスポートの申請に必要な書類とその注意点〜戸籍謄本などは折り曲げても大丈夫!?

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パスポートを発行するためには、多くの作業が必要になってきます。

 

必要書類の中には普段あまり使用することのない戸籍謄本等の書類が含まれているため、きちんと計画立てて準備する必要があります。

パスポートの申請に必要な書類について

パスポートの申請をするために必要な書類は、全部で5種類あります。

 

1つ目は一般旅券発給申請書で、必要事項を記入した後、提出します。

 

申請書の入手は、パスポート申請窓口に取りに行くか、インターネット上でダウンロードすることができます。

 

2つ目は戸籍謄本または戸籍抄本です。

 

申請日からさかのぼって6ヶ月以内に作成されたものを用意する必要があります。

 

パスポートの申請に使用する戸籍謄本は、コピーではなく、原本が必要になります。

 

3つ目は住民票の写しです。

 

住民票に関しては全ての方が必要になるわけではありません。

 

住民登録をしていない他の都道府県で申請する必要がある学生や単身赴任の方、住民基本台帳ネットワークシステムを利用しない方は提出を求められることがあるため、注意が必要です。

 

4つ目はパスポート用の写真です。

 

提出日から6ヶ月以内に撮影した、45mm×35mmの無背景で撮影された縁無しのものを用意する必要があります。

 

その他にも髪型に関する規定などが細かく定められているため、しっかりと確認してから撮影するようにしましょう。

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そして、5つ目は本人確認ができる書類です。

 

基本的には運転免許証やマイナンバーカード、身体障害手帳などのなかで、どれか1点だけ提出すれば問題ありません。

 

上記の書類が用意できない場合は、健康保険証や国民年金手帳など、2種類を用意しなければなりません。

 

一般旅券発給申請書は家でダウンロードができますが、戸籍謄本や住民票などはそれぞれお住まいの市区町村役場に行って発行してもらう必要があります。

 

特に、戸籍謄本は本籍を置いている場所で管理されているため、取得に時間がかかってしまうことも考えられます。

 

パスポート発行に使用する戸籍謄本には有効期限が決められているため、取得のタイミングを誤らないように注意する必要があります。

一般旅行券発給申請書や戸籍謄本は折り曲げても大丈夫?

パスポートの申請に必要な書類を用意する上で、多くの方が疑問に思っていることは、書類の折り曲げについてです。

 

提出する際に持っていくかばんが小さいならば、書類を折り曲げて持ち運ぼうとするかもしれません。

 

しかし、この必要書類の中には折り曲げ厳禁のものがあります。

 

書類の折り曲げが厳禁なのは、一般旅行発給申請書です。

 

この書類は提出後、機械での読み取りが必要になるため、折り曲げてしまった場合や汚れてしまった場合は再度、一から作成することになります。

 

せっかく作った書類を無駄にしないために、一般旅行発給申請書は折り曲げないよう、最大の注意を払うようにしましょう。

 

反対に、戸籍謄本や住民票などは折り曲げても問題なく受けとってもらうことができます。

 

戸籍謄本や住民票はきちんと印字されている内容が確認できることが大切なため、よほど雑に扱わない限り、折り曲げ方などにも規定はありません。

 

ただし、戸籍謄本をあまりにも小さく折りたたんでいると、受け取り側に品性を疑われてしまう可能性があるため、多くても3つ折り、4つ折りぐらいにするのが無難です。

 

どうしても心配な方は大きめの鞄を用意し、パスポート申請の書類をクリアファイルに入れるなどして、折り曲げないように工夫して持ち運ぶようにしましょう。

 

このように、パスポートを発行するための必要書類には、発行期限や折り曲げに関することなど、いくつかの注意点があります。

 

海外に行く予定がある方は、戸籍謄本等の発行などが間に合わずに予定通りにパスポートを入手することができなくなってしまうといったことのないよう、出発日から余裕を持ってパスポートを用意しましょう。

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