パスポートの番号は更新すると変わる?

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パスポートには旅券番号が記載されていますが、これは永続的なものではなく、パスポート番号は更新すると変わるのが大きな特徴です。

運転免許証のような他の身分証明書や異なる部分

パスポート番号は更新すると変わる、これはすでに何度か更新したことがある方にとってはおなじみの知識かもしれません。

 

一方ではじめて更新する方にとってはパスポート番号は更新すると変わるのは、ちょっと意外で不便な印象を受けるかもしれません。

 

例えば、運転免許証の場合は更新し続ける限り番号は変わらず、ずっと同じ番号を使い続けることになります。

 

何十年も運転を続けているうちに自分の免許証の番号に愛着を持つようになる、といったこともあるでしょう。

 

また身分証明書ではありませんが、レンタルDVDなど会員制度の会員証の番号も原則として更新し続ける限りは変更されません。

 

こうした傾向を見るとパスポート番号は更新すると変わるというのはちょっと変わった仕組みに思えるかもしれません。

 

パスポートを身分証明書にして加入した会員証の番号は何度更新しても変わらないのに、パスポート番号は更新すると変わるわけです。

旅行の計画を立てる時に要注意!

このパスポート番号は更新すると変わるという特徴は、とくに海外旅行の計画を立てる時に要注意です。

 

航空機のチケットの予約・購入、海外旅行のツアーの予約などでは、手続きの際にパスポート番号の入力が必要になるケースもあるからです。

 

例えば、有効期限間近のパスポート番号であらかじめ予約しておいたあと、実際に旅行に行く前に更新した場合、予約時のパスポート番号と旅行の際に使用するパスポート番号が異なる可能性も出てくるのです。

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この食い違いで大きなトラブルになる心配はそれほどありませんが、本人かどうか改めて確認が求められるなど面倒なことになりかねないので要注意です。

 

パスポート番号は更新すると変わることをうっかり失念して予約すると海外旅行前にいろいろと面倒が降り掛かってきかねません。

 

ですから、パスポートの有効期限が迫っているときに航空券やツアーの予約をするときには、パスポート番号は更新すると変わることを念頭に入れて行うことが大事です。

 

パスポートの有効期限後に出かける旅行を予約する場合には現時点のパスポートの番号入力するのではなく、「後で更新します」としておいた方が無難です。

 

また、すべての航空会社や旅行会社が予約時にパスポート番号の入力を求めてくるわけではありません。

 

ですからパスポートの更新が迫っている場合にはこうした番号の入力が必要ないところを選んで利用するのもひとつの選択肢でしょう。

 

なお、ネットで航空券のチケットを購入する場合にはほとんどのケースでパスポート番号の入力が求められています。

 

そんな場合には旅行代理店で直接購入する、あるいは電話で予約できる店舗やサイトを利用してパスポート番号なしで購入するのがもっとも確実な方法です。

 

ただし電話で予約する場合に購入手数料など別途の手数料が発生することもあるので注意したいところです。

 

理想としては、予約する前にパスポートの有効期限内に更新をして新しい番号を確認したうえでその番号で予約するようにしたいものです。

 

そうすれば海外旅行の予定が迫ってきた段階でパスポート番号は更新すると変わることを思い出してあたふたする心配がなくなります。

 

頻繁に海外旅行をするのでパスポートを利用する方はともかく、それほど頻繁に利用しない方は時間の余裕を持ったうえで、まず更新を優先してから予約をとるように心がけるようにしたいところです。

 

パスポートの有効期限は5年または10年ですから、それほど頻繁に更新するわけではありません。

 

ですからついついパスポート番号は更新すると変わることを失念した状態で予約してしまうケースも起こりがち。

 

そんなことにならないためにパスポート番号はずっと同じものではなく、パスポート番号は更新すると変わるものだということを忘れないようにしたいものです。

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