パスポート用の写真の裏に名前を書いた方がいいか?

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パスポートの申請の際には写真の裏に名前を書いた方が良いとよく言われますが、これは必須なのでしょうか?

 

書かないと何か困ったことが起こるのでしょうか?

パスポート申請時の注意点

パスポートを申請するときには、申請書のほかさまざまな必要書類が必要になります。

 

これらをすべて揃えないと申請を受け付けてもらえないのです。

 

海外旅行ともなると厳密な身分調査が必要になりますし、パスポートは渡航先における大切な身分証明書にもなります。

 

それだけに少々厳しいくらいの基準で申請の処理を行う必要があるです。

 

そんなパスポートの申請時に欠かせない必要書類の筆頭が写真です。

 

他の必要書類は更新の際には必要ない者が多いのに対して写真だけは発行・更新とも必須となっています。

 

つまりこれは必ず用意すること、しかも相応しい形で用意することが求められているのです。

 

書類に必要事項をしっかり記入し、必要書類も用意したのに写真が不適切だったので申請を却下されてしまった、というケースも少なくありません。

 

とくに近年は写真のチェックが厳しくなっているとも言われており、事前にしっかり準備と確認をしたうえで申請の臨むことが大事です。

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パスポート申請の際には写真の裏に名前を書く必要があるか?

そんなパスポート申請における写真の注意点としてしばしば挙げられるのが、提出時に裏に名前を書いておくべき、という意見です。

 

どうして裏に名前を書いておく必要が?と思われるかもしれませんが、それは申請書に書かれた名前と写真を簡単に一致させることができるようにです。

 

パスポートの作成・更新などの作業は書類仕事になりますから、万一その作業の途中で手違いが生じてしまった場合、パスポートにまったく別人の写真が貼られてしまった、という事態が起こりかねません。

 

この手違いが起こった段階でそのパスポートは使い物にならず新たに手続きをしなければならなくなります。

 

ですから、あらかじめ写真の裏に名前を書いておけば、万一申請書と書類がバラバラになってしまった場合でも、担当者が混乱することなく作業を行うことができます。

 

逆に言えば、写真の裏に名前を書いておかないと、一度でも書類がバラバラになってしまったら元に戻すことは困難になってしまうわけです。

 

ただ、実際問題としてこのようなトラブルが起こることはまずありません。

 

写真の裏に名前を書いておかなかったら別人の顔が掲載されたパスポートが発行されてしまった、というトラブルが起こることないと考えてよいでしょう。

 

そうなると気になるのは「裏に名前を書いておかないと受け付けてもらえないか」です。

 

事前に撮影しておいたたうえで提出する場合にはあらかじめ裏に名前を書いておくことができるのですが、行きがけに駅などに設置されている写真機で撮影して持ち込む場合には、裏に名前を書く余裕がないこともあります。

 

行きがけに撮影したものを持ち込んだ場合、申請する場所にハサミとのりがない場合には、窓口に直接持ち込めば係員が使う写真だけを切り抜いてくれます。

 

ただそうなると裏に名前を書くことができないなってしまいます。

 

そのため、裏に名前を書いておかないと受け付けてもらえないということはありません。

 

係員に写真を切り取ってもらう場合でも、裏に名前を書いていない状態で何の問題もなく受け付けてもらうことができます。

 

あらかじめシートの写真の中の一枚の裏に名前を書いたうえで「この部分を切り取って使ってください」と指名するのもちょっと変な感じがするものです。

 

このようにパスポートの申請時に写真の裏に名前を書いておかなくとも、問題なく受理してもらうことができます。

 

そしてに名前を書いておかないとパスポートの発行時に思わぬトラブルに見舞われるといった可能性も限りなくゼロに近いと見てよいでしょう。

 

この点はあまり神経質に考えなくてもよさそうです。

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