パスポートの番号は全部9桁か?

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パスポートを見ると、身分証明のページに住所氏名や本人の写真とともに旅券番号が掲載されています。

 

よく見るとそれが9桁でなりたっているのがわかりますが、9桁以外のパスポートも存在するのでしょうか?

パスポートは身分証明書!

海外旅行の際に欠かせないパスポートは、身分証明書としても使用することができます。

 

日常生活における身分証明の機会に使うだけでなく、旅行先で万一身分証明が必要な時にも欠かせないものです。

 

例えばちょっとした事件や事故に巻き込まれてしまった時に提示が求められることもあるのです。

 

つまり、パスポートにはその人が何者であるかを証明するための情報が掲載されていることになります。

 

海外旅行の場合には、正規の手順を踏んで渡航してきたかを証明することがとくに重要なポイントとなるでしょう。

パスポートにはパスポート番号が掲載されている

パスポートを見ると、まず顔社員があり、指名、国籍、性別、生年月日、本籍といった基本情報をまず見つけることができます。

 

ついで発行年月日、有効期間、本人自身の署名、そして発行した官庁の名前。

 

こうした情報とともにそのページの上の部分に発行した国(つまり日本)と、パスポート番号が掲載されています。

 

これらの情報がすべて揃って「わたしは正規の手段を用いて日本からこの国にやってきました」と証明することができるわけです。

 

そうなるとパスポート番号は非常に重要な意味を持つわけですが、通常これは9桁で構成されています。

 

具体的は「アルファベット2+数字9」で構成されており、一見したところ何の変哲もない文字と数字の連続に思えるわけですが、これがその人のパスポートが正規に発行されたものであることを示す証拠になるわけです。

 

ですから、パスポート番号はすべて9桁で構成されています。

 

同じフォーマットにおいてひとりひとり異なる番号が用意されているからこそ、スムーズに識別ができるわけですし、そのパスポートが本物かどうかを見極めやすくなるというわけです。

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パスポートの種類ごとの違いは?

パスポートにはいくつかの種類があります。

 

わたしたちにとってもっともなじみ深いのは、赤色をした有効期限が10年に設定されたものです。

 

それから有効期限が短めの5年に設定された紺色、さらに日常生活では縁がない公用のために渡航する際に使用する緑色の公用旅券、外交用の濃茶色をした外交旅券、さらに万一海外に滞在中にパスポートを紛失・盗難された時に臨時に発行される茶色の緊急旅券というタイプもあります。

 

これらの種類によってパスポート番号が異なるのか?という疑問を持つ方も多いもかしれませんが、種類を問わず番号は9桁で共通されています。

 

海外へ渡航する際に使用するパスポートの番号が7桁だったり10桁だったりすることはないわけです。

 

偽物と遭遇することはないでしょうが、番号が9桁だということは覚えておいて損はないかもしれません。

 

なお、これはあくまで日本で発行されるパスポートの話で、海外で発行されるパスポートの場合は9桁以外のものもあります。

 

海外在住で日本に渡航する人が所持しているパスポートの場合のパスポート番号は、9桁に限定されるとは限らないわけです。

 

パスポートはICチップが組み込まれており、旅行の際にはそれを使って確認が行われます。

 

こうした機会で読み取る点を考えてもパスポート番号が9桁で統一されているのは合理的な判断なのでしょう。

 

なお、1980年代に発行された一部のパスポート番号(一次旅券)には8桁を称されているタイプもあります。

 

ですから、つまり現在では実際には使えないパスポートには9桁以外の旅券番号が使われていることもあるかもしれません。

 

ただあくまでこれは例外的なケースであって、現行のパスポートではすべて9桁の旅券番号が使われていると考えてよいでしょう。

 

海外旅行のツアーに参加するときなどに申込書にパスポート番号の記入を求められることがあります。

 

その欄が9桁以上に設定されていることもあり混乱しやすいのですが、これは先述したように海外で発行されたパスポート番号を想定したものでしょう。

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