手形の印紙は2枚でも大丈夫か?

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社会に出る前に学校で様々なことを勉強していきますが、実際に仕事をしてみないとわからないことがたくさんありますし、これって大丈夫か?と思うことも多々あります。

 

企業に入社し思いもかけず経理になってしまったという人もいるかと思いますが、その場合、手形について、印紙などについても知識が必要です。

 

手形に印紙を貼るとき、2枚でも大丈夫か?など不安なこともあるでしょう。

手形に印紙が必要な理由

手形や小切手など経理や事務職に就くと支払い方法なども覚える必要があります。

 

これまで学生生活の中で目にしたことがないものを扱うので不安もあると思います。

 

わからないことも多いと思いますが、大丈夫かと不安があれば先輩たちにどんどん質問すべきです。

 

例えば手形と小切手は支払いに利用されるものなのに、なぜ小切手には印紙が必要ないのか、なども疑問に思っている方が多いです。

 

印紙は納税義務があるものに対して印紙を貼ることで手軽に納税できる、税金を納めたことを証明するものです。

 

小切手は現金と同じ扱いでいつでも換金できるものとなり税金はかかりません。

 

しかし手形は現金扱いではなく課税文書にあたります。

 

簡単に言えば、契約書などと同様で約束したものを支払いますという文書的なものとなるので課税対象となるのです。

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手形に印紙を貼付しないと過怠税徴収対象となる

手形に印紙を貼付しないと過怠税の徴収対象になります。

 

決まり通り額面の金額に合わせて張り付けておけば通常税額ですが、過怠税の徴収対象になると印紙税額の2倍の税額をプラスした金額となるため、支払う税額は3倍となります。

 

貼らなくても大丈夫か?と半信半疑で貼らないでいれば余計な費用を払うことになります。

2枚貼っても大丈夫か?

手形に貼り付けるときに必要な税額の印紙がないこともあります。

 

この場合、2枚貼っても大丈夫か?と不安です。

 

例えば400円必要なのに200円が複数枚しかないときもありますが、この場合200円を2枚貼ればいいことです。

 

税額によっては15万の印紙が必要という時もありますが、この場合も10万と5万の2枚を貼れば大丈夫かと心配することもないのです。

 

2枚貼る場合には重ならないように貼り、2枚の間に2枚両方にかかるように押印してもいいですし、2枚両方それぞれに1つずつ押印しても構いません。

 

印が押されて他に利用できない状態になっていれば問題ないのです。

 

手形や小切手など現金以外の受取や支払いがある時には、正しい方法で記載できているか、期日などに間違いがないか大丈夫か?しっかり確認する必要があります。

 

新人さんの場合は大丈夫かどうか先輩が確認してくれると思いますが、印紙のことなどしっかり理解しておくことが必要です。

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