手形の領収書を郵送する方法とは?

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遠方の取引先から手形を送ってもらったときの対応方法は会社によって異なります。

 

郵送してもらった時にどのようにして領収書を送ることが望ましいのか、これから経理として仕事をする人などその方法を理解しておけば安心です。

手形と一緒に添え状を読むこと

取引先が遠方の場合や集金にいくことができない場合、手形を送ってもらう事もあります。

 

そのときに添え状などがあると思いますが、その文章をよく確認すべきです。

 

取引先によりますが添え状に「領収書とともに手形郵送費用を切手で返送してください」と書かれている事があります。

 

この場合、書留で送られてきていると思いますので書留分の切手代を領収書と一緒に返送する事になります。

手形の郵送費用の扱いは企業で異なる

手形の領収書を送ってほしいとか、切手代を一緒に同封して下さいという事が添え状に書かれていなくても、企業によっては領収書を郵送する時に切手代を入れて送るところもあります。

 

逆に全くこうした方法をとらない企業もあります。

 

取引相手との関わりの中で、こうしたことはしなくてもいいという関係としっかりしておくべき関係などあるため、企業によって方法が異なるのです。

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手形の郵送費が額面から引いてある場合の方法は?

支払うべき金額の中から郵送費用を抜いた金額を手形に記載して郵送してくる企業もあります。

 

この時、領収書には郵送費を抜かない本来の金額を掲載して下さいと指定されることもあります。

 

経理に慣れていない方はこういうときにどんな風に表記すればいいか、迷うと思いますが、この場合は領収書の金額には本来の金額を記載、但し書きに郵送費相殺○○○円と記載しておくとわかりやすく、相手の希望もかなえる方法となるでしょう。

 

手形の領収書を返送する時の郵送費用については、受取した方が支払うのが一般的な方法です。

 

これは振り込みと同じ考えであり、支払いが振り込みの時に相手先は振込手数料を差し引いた額で支払う事と同じようなものと捉えられているのです。

 

支払いしてもらうという事は商品を購入してもらった、仕事をもらった、という関係性になるのでこうした費用は暗黙の了解で受取側という事がほとんどです。

 

手形や領収書の郵送に関してその費用をどう考えるのか、これは企業間の関係によっても異なるので一概にこの方法が正しいという方法はありません。

 

企業によっては切手を領収書と一緒に同封して送るという事もありますし、手形から差し引く事もあります。

 

どの方法がいいのか、勤めている企業に沿って考える必要があるでしょう。

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