手形の領収書の日付・・・いつがいいのか?

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経理の仕事に就いた人の中にはまだ慣れておらず領収書の日付に戸惑う事も多いでしょう。

 

小切手や現金の場合は受け取った日を記載すればいいのですが、手形の場合はいつがいいのか判断がつかないという事もあります。

 

手形の領収書に記載する日付に対しても知識を持ちましょう。

手形の振出日と領収書の日付はいつがいいのか?

手形の振出日と受け取った日が同じであれば領収書の日付に迷う事は無いと思いますが、遠方で郵送されてきた時や、振出日が受取人企業の休日で営業日に集金した場合、振出日と受取日の日付が違うのでいつがいいのか迷います。

 

支払い側としては振出日の領収をもらえば経理上つじつまが合うことになります。

 

しかし受取側は手形に書かれている振出日ではなく、受け取った日が領収した日となりその日付を記載したい、こうなると領収日はいつがいいのか記載に困るのです。

 

通常は受取側が受け取った日が領収書の日付となるのが一般的とされています。

 

郵送されてきた場合、受取側は郵送した手形が到着した状態で領収の業務を行う必要があるため、いつがいいかについては受け取った日となるでしょう。

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手形や小切手は振出日に受領するとは限らない

小切手にしても手形にしても振出日に受領するとは限りません。

 

手形の場合は振出日前に割り引きして入金するという事もあるので、領収書の日付を振出日にしていると経理上おかしい事になるのです。

 

いつがいいか、というよりも経理上つじつまが合う事が必要となるので、領収書の日付は振出日ではなくあくまでも受け取った日付で記載します。

振出日が受取日より早い時の領収書日はいつがいい?

手形を郵送してくる企業の中には手形の振出日を集金日に合わせた日付で送ってくる事もあります。

 

郵送されてきた日が振出日より早く到着してしまった時、領収書の日付を受取日とすると記載されている振出日よりも早い期日の記載となってしまうのです。

 

こうした場合、領収日はいつがいいのか?迷ってしまいます。

 

取引先が集金日に合わせて送るように手配したと考え、本来は郵送され到着した日・受け取った日、つまり振出日よりも前の期日の領収書となりますが、この場合は振出日(通常の集金日)を領収書の日付とする方が経理上面倒もないのでしょう。

 

領収の日というのは経理上で迷う事も多くなりますが、手形にしても小切手にしても基本的には受け取った日が領収日です。

 

ただ、そう記載すると帳簿上おかしいとなるときには、振出日や受取日などいつがいいのかよく考慮して記載する必要があります。

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