「FAX」の表記にピリオドは必要?その理由は?

スポンサーリンク

名刺や会社のホームページ、パンフレットなどの資料には、会社名や電話番号、FAXの番号などを記載します。

 

どれがどの番号なのか分かるように、「TEL」や「FAX」といった言葉を付けることがほとんどでしょう。

 

これらをよく見ると、名刺や会社情報などの「TEL」にピリオドが付いて、「TEL.090-xxxx-xxxx」と表記されていることがあります。

 

なぜピリオドが付いているのでしょうか。

 

また、FAXにも付ける必要があるのでしょうか。

FAXの表記におけるピリオドの可否

結論から言うと、FAXの表記にはピリオドを付けるのが基本ですが、それほど気にする必要はありません。

 

海外でも付けずに使われていることがあるため、どちらでも良いと言えます。

 

付けなかったとしても、そこまで大きな違和感を持たれることはないでしょう。

なぜピリオドを付けるのが基本なのか

では、なぜTELやFAXにはピリオドを付けるのでしょうか。

 

そこには、ピリオドが持つ役割が関係しています。

スポンサーリンク

ピリオドについて、英語の文章の最後に付いている記号だと認識している方は多いでしょう。

 

「I live in Japan.」のような使われ方をするのが一般的で、終わりを意味しています。

 

日本語の句点「。」と同じような役割を持っていると言えるでしょう。

 

しかし、ピリオドには省略を表す役割もあります。

 

たとえば「Mr.」には必ずピリオドを付けますが、これは「Mister」が省略されているからです。

 

他にも、「St.(Street)」「Brs.(Brothers)」「feat.(featuring)」などが挙げられます。

 

つまり、ピリオドによって省略しているということが分かるようにしているのです。

 

よって、「Telephone」の省略であるTELや「Facsimile」の省略であるFAXにも、基本的にはピリオドを付ける必要があります。

表記は統一させる

TELやFAXにピリオドを付けていないケースは多く、それほど気にする必要はありませんが、統一感を出すことは大切です。

 

「TEL.」とするのであれば「FAX.」として、表記を揃えましょう。

 

住所や氏名などの表記と揃えたい場合は、「:」を使用するという方法もあります。

 

全てを英語表記で揃えるのであれば、メールアドレスは「E-mail」、携帯電話は「mobile」のように統一させましょう。

スポンサーリンク