ファクシミリとファックスにはどんな違いがあるのか

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会社や学校といった場所で、書類などを送信する時に使用するのはFAXです。

 

FAXのことを「ファックス」と呼ぶ方は多いでしょう。

 

しかし、中には「ファクシミリ」という呼び方を聞いたことがある方もいるかもしれません。

 

では、FAXの呼び方は「ファックス」と「ファクシミリ」どちらが正しいのでしょうか。

 

また、これら2つに違いはあるのでしょうか。

ファクシミリの意味

ファクシミリの意味について調べてみると、「文字や図形など電気信号に変換して送信する通信手段、または装置」というような説明が出てきます。

 

説明されている意味から、ファクシミリはFAXのことを指している言葉だと分かります。

 

ちなみに、英語表記は「facsimile」です。

 

語源は「fac simile」というラテン語で、「複製する」という意味があります。

ファックスの意味

次にファックスという言葉を調べてみると、一番上に「→ファクシミリ(ファクシミリを参照)」と書かれている辞書が多いことが分かります。

 

また、「ファクシミリで送信すること」という説明があります。

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ですから、ファックスとはファクシミリを指す言葉だということが分かるでしょう。

 

ファクシミリが略されたファックスという言葉が、通称として広く使われているのです。

ファックスとファクシミリの違い

ファックスとファクシミリに、意味の違いはありません。

 

正式名称がファクシミリで、略語がファックスだという違いがあるだけです。

 

意味の違いはないのに、なぜファックスという呼び方のほうが浸透しているのかという理由は、定かではありません。

 

しかし、発音しやすくて呼びやすいという理由が考えられるでしょう。

 

中には、正式名称が「facsimile」なのに、なぜ「FAX」と表記するのかという疑問を持つ方もいるでしょう。

 

これは、英語圏での表記が定着したからだと考えられます。

 

「〜ks」や「〜cs」を「x」で表すことがあり、FAXにもその規則性が当てはまっただけです。

ファクスと呼ばれることもある?

FAXを製造している会社のホームページなどで、「ファクス」という表記を見たことがある方もいるでしょう。

 

ファクスであっても、特に意味の違いはありません。

 

メーカーによって表記を統一しているという理由が考えられるでしょう。

 

「コンピューター」と「コンピュータ」といった表記の差と同じようなものです。

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