印刷会社へ伝票の依頼をしたときの勘定科目は?正しい仕訳をするために
会社における印刷代は、いったいどのような勘定科目を使うべきなのでしょうか。
これはどのような目的での印刷代なのかによって変わってきます。
その中でも、伝票を印刷した際の勘定科目について、気になる人はぜひ参考にしてください。
色々とある印刷代の勘定科目
仕事をしていると色々な印刷代が発生します。
デジタルで処理できるものも増えましたが、それでも紙を出して処理しなければならない場面は多く、経理の処理をするときにも、印刷代について処理が必要な場面はあります。
この印刷代にも色々な種類があり、代表的なものは事務用品費と消耗品費です。
これ以外にも、宣伝をするための広告宣伝費や、製本をする際には印刷費(製本)などで処理する場合もあるので、実際にどんな目的で使われた印刷費なのかについて考える必要があるのです。
伝票の印刷はどの勘定科目を使うのか
業務上で伝票が必要になる場合は、その予算が必要になります。
そして、その費用を仕訳する際には、事務用品費や消耗品費といった勘定科目を使う方法が一般的です。
スポンサーリンクここでポイントになるのは、事務用品費と消耗品費でどう使い分けるべきなのかです。
これはケースバイケースになります。
その会社でどのような費用がどれだけ発生するのかは異なります。
事務用品費が消耗品費の中に含まれている場合もあります。
事務用品費として処理する内容が少なければ、まとめてしまった方がわかりやすいからです。
逆に、事務用品費が多岐にわたって多い場合は、消耗品費に含めるとその内訳がわかりにくくなります。
その場合は、別々にしてしまった方が都合は良いです。
勘定科目は前年のものから変えないようにする
最初から一定のルールを決めて処理をしているならともかく、前年より以前から続いているなら、そこでどの勘定科目として仕訳・記帳をしているのかを確認してください。
伝票をどう計上していいのかが分からず困ったときには、過去のデータと比較して、それに合わせる方法が確実です。
その年になってから突然伝票の勘定科目が変わってしまうと、混乱が生じてしまいます。
これまで事務用品費として処理してきたのに、突然それが消えて消耗品費に計上されてしまった場合、予算を考えるときに、データの相違から混乱してしまいます。
最初は難しく考えてしまうかもしれませんが、扱い方が分かってしまえば困ることは少ないです。
まずはしっかりと過去の勘定科目を確認していきましょう。
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