伝票処理における帳合はどんな意味?気になる単語はしっかりチェック

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伝票処理をしているときに目にする「帳合」は「ちょうあい」と呼びます。

 

これはどのような意味の用語なのでしょうか。

 

単語自体は複数の意味を持っていますが、まずは基本的な意味から確認していきましょう。

帳簿を合わせるから帳合、その意味は?

帳合という文字だけ見ると「ちょうごう」と読んでしまいそうになりますが、これは「ちょうあい」と読みます。

 

その意味は「帳」簿を「合」わせるというものです。

 

この帳簿を合わせる行為は、取引先や銀行などと台帳を照合する作業になります。

 

取引とは自分だけではできません。

 

必ず相手が必要になります。

 

そこで、取引などをした相手と帳簿を合わせることで、処理に不備がないのかを確認できるのです。

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伝票処理以外でも、様々な場面で使われている帳合

帳合という単語は、伝票などの処理をする際に行うものですが、帳簿を合わせること以外でも使われることがあります。

 

例えば、小売業者と卸売業者との間に口座が開かれている状態も、帳合と言われています。

 

他にも、帳合取引という単語になると、仕入れ先に特定の卸売業者が決まっていることを指すのです。

 

ある商品に対して「どこからの帳合なのか」という使われ方をすることもあり、伝票処理以外でも使われることから混乱する場合もあるので注意しましょう。

 

使い続けていくうちに慣れますが、知らないと混乱してしまいます。

 

専門用語として変わった意味で使われるものとしては、伝票印刷において、複写用紙で順番に重ねることを指します。

 

一般的にはあまり使われていない単語ですが、使用される場面によってその意味合いが変わってくることもあり、調べてみると色々なパターンが見つかります。

取引があることを指す帳合

この単語自体は様々な意味で使われていますが、基本的には「どことの取引関係がある」と考えればわかりやすいです。

 

小売業者の場合は、帳合をもらうことが商売における取引になるので、伝票処理にかかわらず使われています。

 

元々の単語としては、江戸時代以降に使われ始めた経緯を持っていますが、時と場合によって意味が変わってくるのが言葉の面白いところです。

 

元々の意味だけを知っておくのではなく、どういう場面で何に対して使われているのかを考えるようにしてみましょう。

 

そうすれば、自分が知っている単語が知らない意味で使われている場面に出くわしたとしても、その内容を理解して混乱せずに済むようになります。

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