伝票の訂正をするときに使っていいのは何色?NGな色はあるのか

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伝票の訂正をするときには二重線を引いてから訂正印を押す方法が一般的ですが、その際に使用するペンの色には決まりがあるのでしょうか。

 

どんな色を使えば良いのか、そして使ってはいけない色はあるのかについて、確認しておきましょう。

伝票の訂正は基本的に黒色

伝票の間違いを直すときに使うペンは黒色を使うことになっています。

 

これは法律で定められているとかではなく、あくまでも昔からそう続けられているものなので、強制力はありませんが、基本的に黒色を使うことになっているのです。

 

修正箇所は目立った方がわかりやすいから、カラフルな色を使いたいという人もいます。

 

特にわかりやすいものとしては赤ですが、ほとんどの場合は赤がNGとされているので気をつけましょう。

 

そもそも訂正印を押すのでそれだけで目立つのですから、黒の二重線でも見分けにくくなることはありません。

官公庁では訂正に赤色を使うこともある

特殊な例になりますが、訂正印を使う際の二重線で赤色を使うケースがあります。

 

それは官公庁における文書を直すときです。

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伝票に限った話ではなく、訂正印としての話になりますが、直すときは赤の二重線を使い、削除をするときには黒の二重線を使うようになっています。

 

このような使われ方をしているので、訂正は赤で削除は黒という使い方に合わせた方が良いのかと思うかもしれませんが、通常の伝票では黒オンリーとされているので、あくまでもこういう使用例があるとだけ覚えておきましょう。

伝票処理時のペン色については周囲に合わせる

訂正印を使う際には黒の二重線を使う方法が一般的ですが、先にも書いたように、これはあくまでも一般的に使われている例です。

 

絶対に守らなければならないものでもありません。

 

しかし、自分の働く職場で黒と決められているなら、それに従って黒を使った方がトラブルを避けられるので意識しましょう。

 

その会社によって、赤を使っても良いとされている場合もあれば、修正液や修正テープを使っても問題ないとされている場合もあります。

 

あくまでもローカルルールなので、「郷に入れば郷に従え」くらいの気持ちで考えておくと良いでしょう。

 

書類の電子化が進んだことにより、訂正印を使う機会が減ってきているのも事実です。

 

そのため「このときは何を使うべきなのか」を忘れてしまい、困ってしまうケースもあります。

 

そういうときはしっかり確認して、間違いのないようにしましょう。

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