銀行で出金伝票と振込伝票を作成する場合の書き方

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銀行の窓口で出金、振込の手続きをする場合に必要なのが出金伝票です。

 

利用する銀行によって細かい手続きは異なりますが、出金伝票と振込伝票の2通の作成が求められる場合があります。

 

両方記載することは正しいのか、書き方で注意すべき点はあるのか、今回の記事はこの疑問を解決する上で役立つはずです。

銀行の2つの手続き

ネット銀行、メガバンクや地方銀行などのインターネットバンキングが普及したことにより、店舗を訪れることなく振込を終えられるようになりました。

 

ただし、事業者が必ずしもネット銀行、インターネットバンキングを利用しているとは限らないので、店頭での手続きを求められることもあるでしょう。

 

窓口で通帳を使い振込をする場合、出金の手続きは不要なように感じられるかもしれません。

 

しかし、通帳からの振込ではまずお金が引き出され、続けて振込が実行されるため、2つの手続きが必要です。

 

出金伝票は預金を引き出す場合に、振込伝票は振込の手続きをする場合に必要なので、現金を引き出す手続きが入る以上は両方記載が求められるのも当然の話です。

 

ただし、銀行によっては通帳を使った振込であっても両方記載を求められないため、このような1通のみの作成に慣れている場合は両方記載に対して違和感を覚えるかもしれませんが、両方記載自体に問題はありません。

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出金伝票と振込伝票の書き方

出金伝票と振込伝票のうち、出金伝票は口座番号、金額などを入力すればよいので書き方で困る点はほとんどないものの、金額の先頭に\マークが必要なので忘れないようにしてください。

 

先頭の\マークがない場合、桁の偽造が行われる可能性が完全には否定できないので、銀行に限らず重要な取引では金額の先頭に\マークをつけるのが正しい書き方です。

 

契約では、\マークと同様の目的で空白部分を埋めるために止め印が押されますが、出金伝票はマス目に区切られた部分に数字を入力するシステムなので、止め印は必要ありません。

 

書き方で悩みやすいのは振込伝票の方で、特に振込先のふりがな、略称には注意が必要です。

 

振込先の名前に英語が使われている場合、Aのふりがなとして「エー」が正しいのか、あるいは「エイ」が正しいのか、事前に調べておかないと判断するのは困難でしょう。

 

また、振込先が法人組織の場合は株式会社、有限会社などをカタカナの略称で記載する必要があります。

 

株式会社なら略称はカ、有限会社なら略称はユで、株式会社の部分が先頭にある場合は「カ)」と、有限会社の部分が末尾にある場合は「(ユ」と記載しますが、この書き方も混乱を招きやすく慣れが必要です。

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