謹呈の正しい書き方は?挨拶状での書く位置やコツ
日本には、季節ごとに挨拶状を送ったり、それに伴う品物を贈るという伝統が残されています。
しかし、近年では何でもかんでもSNSやメールを利用して簡単に事を済ませがちな場面が多く見受けられます。
よく利用する謹呈の正しい書き方、位置やコツなど挨拶状について説明します。
ところで謹呈とは何かを知ろう!書く位置もあるしコツもあるらしい
挨拶の書面や贈り物などに使う「謹呈」とは一体どのような意味合いがあるのでしょう。
まずはそこから説明したいとおもいます。
「謹呈」は、きんていと読みますが目上の人やお世話になっている大切な方々に何かを贈る際に「謹んで」お贈りしますという意味の言葉です。
この謹呈を用いるコツとしては会社ならば記念冊子が完成したときに取引先の方々に「のし」の真ん中から少しだけ上の位置に「謹呈」と表記して冊子と共に郵送します。
このような書き方をするのが一般的ですが、少しかしこまった時に使うので、敬意を表した使い方ですから利用するときでもコツがあるということも覚えておいてください。
スポンサーリンク挨拶文としての書き方は?位置とコツを確認
正しい敬語の使い方は挨拶をするときにどんな場面や立ち位置で使えばいいのか、文面を書くときにも、どのあたりに書けばいいのか位置もあればコツもあります。
謹呈とは、「ぜひご覧頂ければ幸いです」という意味合いを込めて、「のし」に謹呈と書く以外にも、挨拶文の中に謹呈という書き方をするというコツも覚えておいて欲しいものです。
その知識は無駄にはなりませんし、いつか社会で役立つ時が来るはずです。
社会人ともなれば、目上の方に挨拶状や謝罪文を送ることもあるかもしれません。
そのときに丁寧な書き方をする訳ですから、使用する言葉も選ばないといけません。
書き方のコツとして、頭語と結語の位置をしっかりと理解して「謹呈」を正しく使ってください。
どの位置に書けばいいのか書き方のコツをチェックしてみることにしましょう。
挨拶などの丁寧な文章の頭語に「謹呈」という書き方をしたら、結語には「謹言(きんげん)」で終わるのが正しいとされている組み合わせになります。
たったこれだけなのでしっかりと認識していれば恥かしい思いをすることもないはずです。
謹呈という書き方のコツや使う場合の位置は、おもにお世話になった目上の人や企業などの組織に宛がう挨拶文で利用しますが、このほかにも作家が新刊を出版した際にお世話になっている方たちに「読んでください」という意味で書くこともあるので覚えておきましょう。
スポンサーリンク