学位論文を謹呈する際の正しい書き方とコツ

学位論文が完成すれば卒業も目前かと思います。

教授や仲間たちから支えられてようやく学位論文を仕上げたという学生も多いのではないでしょうか。

完成した学位論文を製本してお世話になった先生方に謹呈する場合にどのような添え状が好ましいのか、謹呈の書き方のコツを紹介したいと思います。

学位論文を製本したあとには、大学卒業まで支えてくれていた家族や子供時代からお世話になっている親戚や学校の先生とかに差し上げようとする方がほとんどだとおもいます。

謹呈とは、感謝の気持ちとして差し上げることを言いますので学位を製本して贈るというのはまさに感謝していることだと言えるでしょう。

ところで学位論文を謹呈するときには、直接手渡す場合には学位論文の表紙に書くのが書き方のコツです。

それでは手紙などを添えて学位論文を郵送するときなどにはどんな書き方のコツがあるのかチェックしてみましょう。

手紙の書き方のコツとして、文頭に謹呈と書けば、結びは謹言で締めくくりますが、あまり慣れていないと手紙を書いたときにも変な感じがするものです。

何かを謹呈する場合の書き方については、あくまでも親しみやすさと尊敬を持ち、自分の言葉として表現した方が受け取る相手も心底喜んでくれるはずです。

これが添える手紙などお礼状の書き方のコツでもあります。

また、表紙裏への書き方のコツは、横書きでも構わないということですが栞に書いた方がより受け取る側への礼儀にもなるようです。

謹呈という謙譲語は、営業先への贈り物や一般的なプレゼント企画でも見られる言葉です。

学位論文ではお世話になっている方への気持ちとして謹呈と礼儀正しい書き方をしますが、それ以外のちょっとした贈り物に関しては、使わない方がいい場合もあります。

それに贈り物というのは、あくまでも目を通していただきたいという希望の上で差し上げる訳ですから、あまり仰々しいとかえって相手の方に負担をかけてしまいます。

あまり親しい間柄で無い場合には、無理強いしない方がいいでしょう。

学位論文が完成したときによく利用される謹呈について説明しました。

コツはとにかく目上の方で大変お世話になった先生などに対して、読んでくださいとかできれば感想なども広めてくださいという意味合いが込められています。

ぜひ完成した論文に謹呈と栞やのしに書いて贈ってみてください。