謹呈本を進呈された際のお礼状の書き方と注意点は?

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目上の人や、懇意にしている相手から謹呈本などを進呈された場合、ただちにお礼状を書き送るのがマナーであるとされています。

 

本を進呈された際のお礼状の書き方には、どのような注意点があるのでしょうか。

 

社会人として困らないために、進呈いただいた本に対するお礼状の書き方と基本的な注意点について簡潔にまとめました。

丁寧さが肝心!本のお礼状の書き方と基本的な注意点

社会人として人脈が広がってくると、懇意にしている相手から本や物品などを進呈される機会が増えています。

 

贈り物を受け取ったのですから、相手との関係性にかかわらずすぐにお礼状を書き送るのがマナーではありますが、こういった儀礼に不慣れなうちは基本的な書き方や注意点がよくわからず、テンプレートに頼ってしまう場合も少なくないようです。

 

お礼状はまず、時候の挨拶からはじめるのが基本的な書き方であり、贈られたのが書籍であれば、つづいて書籍の内容についての感想などを軽く書き添えるとより丁寧さが伝わります。

 

注意点としては、冒頭と結びの言葉を呼応させることが肝要で、拝啓なら敬具、前略なら早々、という風に対応関係に注意するのがお礼状での注意点であると言えます。

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本以外でも!進呈へのお礼状をもらった時の注意点!

書籍などを目上の人に進呈した場合、先方から進呈へのお礼状をいただく場合があります。

 

その際、日頃からお世話になっている人からのお礼状の場合、そのままにしておくのも失礼な気がして折り返し御礼状を送りたくなりますが、原則的なマナーとしては御礼状に対する返礼は不要であるというのが共通理解になっています。

 

お歳暮やお中元でも、御礼状に対してはかしこまった手紙は送らなくても失礼にはあたりませんので、ひとつの作法としてしっかりとおさえておきましょう。

 

ただ、もちろん、直接顔を合わせる機会がある場合は軽くお礼を伝えるのがマナーですので、御礼状の書き方とともに注意点としてきちんと把握しておきましょう。

 

本を進呈された場合の御礼状の書き方は、お歳暮やお中元の場合とそれほど変わりませんので書き方に悩むこともありません。

 

また、先方から御礼状を受け取った場合、再度返礼を送ることは原則的には不要であるとされていますので、仮に目上の相手から物品を進呈された場合でも御礼状は送らず、直接顔を合わせた際に軽くお礼を伝える、という程度にとどめるようにしましょう。

 

以上、御礼状の書き方の初歩的な注意点でした。

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