封筒に謹呈を書く時の位置と書き方

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謹んで贈るという意味を持つ謹呈ですが、封筒に書く時の位置や書き方になにかルールやマナーはあるのでしょうか。

 

今回は、ビジネスマンとして恥をかかないための謹呈の書き方をご紹介します。

謹呈と贈呈、進呈の違い

謹呈(きんてい)とは、その名の通りつつしんで何かを贈るという意味なので、目下の人が目上の方に向けた贈り物をする際に使うのが一般的です。

 

進呈(しんてい)は謹呈のラフなバージョンと理解するのがよいでしょう。

 

こちらは、ささやかなものですがというような場面で用いられます。

 

進呈も目下の人が目上の人に向けて贈る際に使います。

 

贈呈(ぞうてい)はその逆で、何かご褒美として贈る時に使います。

 

優勝したからこれを差し上げますなど目上の方から目下の人に賞与を与えるときにも使われます。

 

誰から誰に向けた、どの程度形式ばっているかによって使う文言が変わるので充分注意しましょう。

謹呈を贈る際の封筒の位置と書き方

謹呈と大きく書かれた短冊を用いるのが一般的です。

 

位置は上の方に筆で大きく書きましょう。

 

文字に自信がない方は、すでにプリントされた短冊がたくさん売られているのでそれを用いましょう。

 

位置も大きさも完璧なのでとても便利です。

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その他には、封筒やのしとして水引きの上に大きく謹呈と記載する書き方をされているものもあります。

 

そして、名前の位置は、水引きの下で謹呈と記載した真下の位置に、謹呈の文字よりも少し小さく書きましょう。

 

書き方は、何人いるのかやまとめて一同とするのかなどで異なります。

 

ご挨拶やお祝いの手紙を付ける際は、封筒に入れてフォーマル感を出すとさらに良いでしょう。

封筒や贈り物ののしには具体的な名前は書かないのがマナー?

退職祝いなどで先方に何かを封筒を用いて贈る場合、のしや封筒には退職祝いなど具体的な書き方をせず、謹呈や贈呈と記載しぼかすのがマナーです。

 

出産祝いなど誰もが嬉しいことならばいいのですが、退職の場合、いなくなることを喜んでいるように受け取られてしまう可能性があるからです。

 

封筒を同封し、寂しい旨を丁寧に伝えるとなお気持ちがつたわることでしょう。

 

とても万能な文言なので、ビジネスではよく用いられます。

 

ただ、封筒に書く位置や、書き方が間違っているとかなり恥ずかしく常識がないと思われてしまうので、贈る前には念入りに書き方と位置を確認してください。

 

お店の方に贈るところまでお願いしてしまうのもいいでしょう。

 

いかがでしたか?謹呈や贈呈などの意味の違いを理解できたでしょうか。

 

今後贈りものをする際は、どういったシチュエーションなのかを考え、正しい文言を使い、正しい位置や書き方で贈り物をしましょう。

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