博士論文の謹呈の印はどこの場所に書くのがマナー?正しい書き方も

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大学の研究職などではしばしば、博士論文を謹呈としてどなたかに贈る機会があります。

 

博士論文の謹呈では、博士論文のどこの場所に謹呈の印を記すのが正しい書き方なのでしょうか。

 

社会人として知らず知らずのうちにマナー違反をおかすことのないように、博士論文の書き方とともに「謹呈の印をどこに書けばいいのか?」ということについてしっかりとおさえておきましょう。

どこの場所に書く?博士論文の謹呈印の正しい書き方

博士論文を謹呈として誰かに贈る場合、基本的には、博士論文の表紙をめくった裏側の場所に「謹呈」と記すのが正しい書き方であるとされています。

 

その際、表紙のない体裁の博士論文の場合、そのままでは謹呈と記す場所がありませんが、その際には外装を別につくることで「印をどこの場所につけるべきか?」という問題を解決することができます。

 

文字色についても配慮するのが正しい書き方であり、表紙と同系の色ではどこの場所に印があるのか受け取る側にとっても分かりにくいですので、謹呈印の文字の色は目立ちやすい色にするのが良いとされています。

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どこの場所で使う?贈呈と寄贈、進呈の違い

謹呈と似たような書き方として、贈呈、寄贈、進呈があります。

 

一見すると同じ意味のようですが、それぞれに意味やニュアンスが異なり、「どこで使うべきか?」という場所も変わってきますので、書き方の使い分けについてもしっかりとおさえておきましょう。

 

贈呈はややかしこまったニュアンスがあり、どちらかというと公の場所で使われるイメージがあります。

 

寄贈は寄付に近い意味合いですが、寄付が金銭的な支援や援助を表すのに対し、寄贈のほうは物品を差し上げる、託すというニュアンスで使われています。

 

進呈はよりフランクな場所で使われる書き方であり、オフィシャルな場でなくても、どこの場所でも幅広く使える書き方として定着しています。

 

謹呈は謹む、という漢字が使われているようにへりくだった表現であり、博士論文だけでなく、目上の人へのあらたまった手紙などで使われる言葉です。

 

論文を懇意にしている人に差し上げる場合、その旨がわかるように表紙をめくった裏側に印をつけておくのが正しい書き方であるとされています。

 

表紙のない博士論文の場合は外装を別につくり、文字色も目立ちやすいように表紙とは同系色にならないように配慮するのがマナーのひとつであると言われていますので、どこでも必要になる作法としてぜひともおさえておきましょう。

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