ハローワークで必要な離職票とアルバイトとの関係

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■離職票と失業保険
退職後、勤めていた会社から離職票が送られてきます。

 

離職票はハローワークで使う非常に大事なものですが、場合によってはなかなか送られてこないなどのトラブルも起こりうるのです。

 

普通は退職から2週間以内に送られてくるものですが、それ以上の時間が経過しても送られてこない場合は、ハローワークに相談してください。

 

失業保険は正式には雇用保険と呼ばれており、会社の給与から天引きされる形で保険料を支払います。

 

退職後、次の仕事を見つけるまでの生活を維持するために欠かせない存在ですが、この失業保険の申請に必要なのが離職票です。

 

ハローワークで失業保険の申請をするのと同時に求職の申し込みをしますが、この申請日からの通算7日のことは待機期間と呼ばれます。

失業保険をいつから手にできるか

これは自己都合か会社都合など退職の理由によっても変わってくるため、一概には言えません。

 

しかし、どのようなパターンであっても、待機期間の7日の間は失業保険は支給されないのです。

 

この待機期間は、本当にその人が失業しているのかをハローワークが判断する期間のため、働けません。

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失業保険を受け取るためには、その人が失業していること、そして求職活動をしていること、この2つの条件を満たさなければいけません。

 

しかし、たとえ日雇いの仕事であっても、待機期間にアルバイトをしては、この条件に当てはまりません。

 

待機期間にアルバイトをした場合、この待機期間がリセットされるため、失業保険の受給を考えているなら待機期間には働かないようにしてください。

 

失業保険の申請のためには離職票が必要ですが、先に書いたように送られてこないというトラブルが起こることもあります。

アルバイトで受給が遅れないように

なかなか離職票が送られてこず手続きができない、さらにお金が心もとないからアルバイトをしたい、そんな時には待機期間に重ならないように注意が必要です。

 

待機期間に働いたら失業保険の受給資格がなくなるわけではありませんが、受給は遅れます。

 

結果的に、失業保険の受給までの時間がかかって、よりお金に困るなんてケースも十分にあり得るため、注意しなければいけません。

 

自己都合退職の場合などは、待機期間の7日後からさらに3ヶ月間の給付制限期間があり、この期間は受給できないため、待機期間のリセットには特に注意したいところです。

 

そのため、ハローワークにいつ失業保険の手続きができるか不透明な場合、日雇いなど働くタイミングを調整できる仕事を選ぶのがよいでしょう。

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