離職中と無職の意味、この2つにはどんな違いが

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■離職中と無職の意味は
離職中と無職、この2つの言葉は同じような意味を持っています。

 

そのため、どのような違いがあるのかは分かりにくいのですが、まずこの2つの言葉は共に状態を表しており、意味合いは共に特定の仕事に就いていない状態のことです。

 

ただし、離職中については、ある会社に勤めていたにも関わらず、何らかの事情によりその会社から離れたという意味合いがあります。

 

会社から離れる理由としては、倒産やリストラのような会社都合退職、自分の都合による自己都合退職、そして懲戒解雇などが挙げられますが、離職はいずれの場合でも使える言葉です。

 

理由は様々ですが、勤めていた会社から離れて特定の仕事に就いていない状態のことを離職中と呼びます。

 

一方、無職も特定の仕事に就いていない状態のことを指してはいるものの、その定義はもっと広いのが特徴です。

 

離職であれば会社から離れているという情報が分かりますが、無職という言葉からは特定の仕事に就いていないこと以外は何も分かりません。

 

ニートのように何の仕事もしておらず働く意思を持っていない可能性や、過去に働いたことがなく現在も働いていない可能性もあります。

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一方で、離職のように会社に勤めていたにも関わらず、何らかの事情で会社を離れた状態を無職と呼んでも間違いではありません。

 

また、定年を迎えたために、それ以降は何の仕事もしていない人のことを指す言葉としても使えます。

 

働く意思があるのか、過去に働いていたのか、このような条件を問わず特定の職業に就いていない状態のことを広く指す言葉が、無職です。

 

似たような言葉としてはフリーターがありますが、こちらはアルバイトやパートなどの形で雇われている、もしくはアルバイトやパートとして働く意思がある、15歳から34歳までの若い人のことを指す言葉です。

 

特定の職業に就いていないという意味では似ていますが、フリーターは特定の条件を満たしている場合にのみ使われます。

離職中と無職の違いは

ここまでは言葉の意味とその違いについてですが、現実問題として、無職の方はあまりよいイメージを持たれない言葉です。

 

そのため、実質は何も仕事をしていないにも関わらず、家事手伝いのように言い換えられる場合もあります。

 

この、あまりよくないイメージから、何の仕事もしておらず仕事を探す気もない人に対して使われやすい言葉です。

 

そして、離職中という言葉は転職エージェントやハローワークなど転職関係でよく使われるという特徴があり、一般的にはそこまで頻繁に使われません。

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