管轄外での離職票再発行は可能か?

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退職が決まると色々忙しくなりますね。

 

仕事の引継ぎはもちろん、たくさんの書類整理や、退職後の生活のこと、人間関係の整理まで、やることはたくさんあります。

 

退職後の生活の強い味方として多くの方が頼っているのが失業保険の制度。

 

働きながら転職活動を行う余裕のない方も、この制度を利用することで、退職後に最低限のお金を受給しながら転職活動を行うことができます。

離職票でできること

当たり前ですが、この失業保険を受け取るには手続きが必要になります。

 

企業から送られてくる離職票をハローワークに持っていく事で手続きが可能で、離職票に書かれた給与額や退職理由からハローワークが失業保険の受給の可否を判断するのです。

 

ありがちなトラブルとして、ここで雇用保険の被保険者であった期間(=勤務期間)が所定の期間に達していないために失業保険を受給できない、という事が起こりえます。

 

しかし、そんなときも慌てず対処しましょう。

 

雇用保険の被保険者であった期間はそれ以前の職場と合算することができるのです。

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管轄外ハローワークでの再発行

この勤務期間の合算に必要になるのが、以前の職場の離職票です。

 

さて、前々職の離職票を持っている方、いますか?

 

おそらくほとんどの方が処分してしまっているのではないでしょうか?

 

そもそも失業保険の給付以外に必要になる事のない書類ですので、処分するのが正解かもしれません。

 

そんなときには再発行手続きができます。

 

手続き先はやはりハローワーク。

 

企業で保管している場合もありますが、以前の職場には連絡が取りづらいというかたも多いでしょうから、ここはハローワークに連絡した方が確実です。

 

基本的には住所地の管轄ハローワーク(当時の管轄ハローワーク)に手続きに行く流れで問題ありませんが、引っ越しをされているケースもありますよね。

 

そういった場合は、管轄外のハローワークでも手続きが可能になります。

 

郵送で自宅まで再発行した離職票を送ってもらうことができるのです。

 

ただし、ここで注意すべき点として、とても時間がかかってしまう事が挙げられます。

 

すぐにもらいたい場合には、距離にもよりますが、管轄外ハローワークで郵送を申請するよりも、当時の管轄ハローワークに直接出向いた方が早く手に入れることができます。

 

再発行自体に費用は掛かりませんので、必要になったら時には、取りあえず現住所の最寄りのハローワークへ行って相談してみるといいでしょう。

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