9ヶ月ほどの長い離職期間がある場合の面接対策

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■離職期間が長くても基本は前向きに
離職期間は長引けば長引くほど、面接で不利になる傾向があります。

 

それだけ長く就職が決まらなかったのには何か理由があるのではないか、会社としてはそう考えるため、面接で結果を出すのが難しいのが実情です。

 

そのため、半年から9ヶ月、もしくはもっと長い離職期間がある場合、面接を突破できるように対策を考えなければいけません。

 

面接ではまず間違いなく離職期間が長引いている理由を尋ねられるため、ここにうまく答えられるかどうかが重要なポイントです。

 

まず、怪我や病気の治療などやむを得ない事情により転職が長らく決まらなかった場合は、離職期間はそこまで大きなデメリットにはなりません。

 

そのまま、怪我や病気などのやむを得ない事情を話し、そのやむを得ない事情がすでに解決していることをアピールするのが基本です。

 

特にやむを得ない事情がないけれども転職先が決まらずに苦しんでいる、このような場合は悩みどころです。

 

新卒の就職活動の時と同じく、マイナスのことをプラスに言い換えるやり方が策として挙げられます。

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周りが見えなくなるという短所を、集中力の面で優れているという長所に言い換えるみたいに、面接ではなるべくプラスの要素をアピールしていくのが基本です。

 

転職のために何らかの資格勉強をしていたのであれば、自分自身の今後の方向性を考えた結果として勉強を始めた、この業界で働く上で勉強したことは役立つ、などの方向性が効果的です。

離職期間があっても極端に取り繕わない

ただし、勉強を特にしていないのに勉強をしていたと言うような、あまりにも事実とかけ離れたことを面接で言うことには問題があります。

 

9ヶ月くらいの長い離職期間があれば、その負い目から自分を大きく見せたがるものですが、これは自分のためになりません。

 

面接官は多くの人を見ているプロなので、自分を大きく見せても態度で見破られる可能性が高いのです。

 

マイナスをプラスに言い換える技術は押さえておきたいものの、自分自身を素直に表現していくことも非常に重要です。

 

変に取り繕ってもボロが出やすいため、9ヶ月くらいの長い離職期間を負い目と感じるのではなく、それを受け入れることが面接で結果を残すことにつながります。

 

仕事をしていない間にどんなことを考えていたのか、どんな行動をしていたのか、どうしてその会社に応募しようと思ったのか、この3つをじっくりと考えてください。

 

取り繕ったりせずに素直な気持ちをまとめて、そこから面接で使えるようなプラスの要素を見つけ出すとよいでしょう。

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