離職票はいつもらえる?

スポンサーリンク

終身雇用が崩壊し、今や転職は一つの生き方として確立されています。

 

しかし、経験された方ならお分かりでしょうが、転職はなかなか体力のいる作業。

 

手順を間違えてしまうと取り返しのつかない事になってしまうこともあり、慎重に進める必要があります。

 

最近では転職エージェントのように、転職に関わる作業を一手に引き受けてくれるサービスも人気です。

離職票とは

転職に当たっては様々な聞きなれない用語が出てくると思いますが、その一つに離職票があります。

 

転職を経験しなければまず耳にすることのない言葉でしょう。

 

この離職票、退職と同時にもらっておかなくてはいけないもののような響きがありますが、実はそんなことはありません。

 

退職後にすぐ転職先が決まっていないとき、失業保険を給付することができますが、離職票は、この失業保険の給付に必要な書類で、逆に言えばそれ以外の使い道はありません。

 

ですので、退職時に既に転職先が決まっている場合、若しくは起業をする場合は離職票は必要ありません。

離職票はいつもらえる

では、離職票はいつもらえるのでしょうか。

 

離職票は企業が作成するものではなく、ハローワークが発行するもので、基本的にはすぐにもらえるものではありません。

 

受け取りまでには通常、1か月弱を要するものと覚えておきましょう。

 

退職後、10日以内に企業がハローワークに雇用保険被保険者資格喪失届と退職証明書を提出することで発行され、企業に渡されます。

スポンサーリンク

その後に企業が退職者に郵送するという流れですね。

 

離職票はいつもらえるのか、という事はしっかりと理解しておくことが必要です。

 

しかし、離職票がもらえないケースもあります。

 

それは小さい企業などで人事業務がしっかりと行われていない場合、そして、退職者本人が退職時に「必要ありません」といった場合です。

 

前者については、心配であれば退職時に確認することが望ましいでしょう。

 

若しくは、上記の2種類の書類を持って直接ハローワークに行っても発行してもらうことが可能です。

 

後者の場合、つまり転職先がしっかりと決まっている場合は、基本的には離職票は必要ありません。

 

しかし、やはり必要になるという場合も多々あるようですので、その場合はやはり、直接ハローワークに行く方法がいいでしょう。

紛失してしまったら

退職、転職は書類との闘い。

 

膨大な書類を整理しながら日々を送ることになるので、どんなに気を付けていても紛失してしまうケースもあります。

 

そんなときも焦らずハローワークに再発行をお願いしましょう。

 

そもそも失業保険を受け取るための書類に過ぎませんので、恐れず何度でも再発行してもらえます。

スポンサーリンク