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後任者としては引継ぎをきちんとしてもらいたいものですが、引継ぎがいい加減でストレスになることがあります。

 

前任者がいい加減な引継ぎをする原因、そのような状況にどう対処すればいいのかを考えます。

1.引継ぎがいい加減になる原因

引継ぎがいい加減になりがちなのは、前任者の心の中にもう自分はここを離れるのだから、後がどうなっても関係ないという気持ちが起きるからです。

 

もちろん、使命感、責任感が強く、会社や後任者のために丁寧に引継ぎをしてあげようという人もいます。

 

でも、往々にして自分がもうこの業務に関係しなくなると思うと、引継ぎに対してもやる気が薄れてしまうものです。

 

また、前任者にとっては退職後、異動後、あるいは転職後のことで考えるべきことがたくさんあるため、引継ぎもいい加減になりがちです。

 

同僚や上司、会社に対して不満がある場合ならなおさら引継ぎを一生懸命しようという気持ちは起こらないでしょう。

2.引継ぎがスムーズにいかない状況

引継ぎがスムーズにいかない状況の1つとしては引継ぎ期間の問題があります。

 

引継ぎ期間が1ヶ月ほどあれば安心ですが、大抵は1〜2週間しかありません。

 

3日しかないとか、前任者がすでに退職していて、そもそも引継ぎがないという場合もあります。

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また、引継ぎはしてくれるものの前任者がマニュアルを作っていない、重要な資料を残していない、業務を十分に把握していないなどで後任者が困ることもあります。

 

さらに、自分は有能で、後任者の能力は劣っているということを周りに印象付けるために、故意にわかりにくい言い方をしたり、適当に説明する前任者もいます。

3.いい加減な引継ぎをされた時の対処法

まず、気を付けたいのは前任者の愚痴を言わないということです。

 

愚痴を言っても自分の評価が下がるだけでいいことはありません。

 

業務を開始するのに情報が不足していると感じるなら、周りの人に積極的に聞くようにします。

 

仕事に真摯に取り組む姿勢を見せれば、協力者も増えて仕事もやりやすくなります。

 

また、短期間で膨大な量の仕事を引き継がなければならないときは重要なポイントだけ押さえるようにします。

 

このような状況で細部にこだわり過ぎるとパニックになってしまいますから、ここは大事というところを見極めて進めることが大事です。

 

また、前任者のやり方が非効率的だと思うこともありますが、それには何らかの理由があるかもしれません。

 

ですから、急にすべてを変えないことです。

 

最初は、前任者のやり方を踏襲しつつ、状況を見ながら自分の方法に転換していくのがベストです。

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