生命保険の担当者が変わる理由

生命保険は、残された家族のその後の生活を守るためにもとても重要な保険です。

じっくり検討して自分たちにぴったりな保険に入ったという方も多いことでしょう。

また、信頼のおける担当者だったことが決め手だったというケースも少なくありません。

しかし、保険は担当者が変わることがよくあります。

担当者を見込んで生命保険に加入したといった場合、その後もずっと継続して担当してほしいと思うものです。

何かあった場合の手続きも、信頼できる担当者が行ってくれれば安心でしょう。

しかし、残念ながら保険の担当者が変わるのは珍しい話ではありません。

担当者が変わる理由はさまざまですが、その多くは退職によるものといえそうです。

生命保険の営業となると、契約を取ってきてはじめて収入に結び付くことから非常に厳しい世界です。

ノルマも厳しく上司の追い込みも非常に激しいというのが実情で、そのために1年で30％が退職していくともいわれています。

また、個人事業主のようなものであることから転勤することもほとんどないようですし、内勤になるということもあまり考えられないようです。

退職以外の理由としては、独立などは考えられるでしょう。

この場合は担当者からその旨の挨拶があるのが一般的です。

保険の担当者が変わる場合、ハガキなどで告知されることがあります。

しかし、変わる理由まで記載されていることはあまりないようです。

会社によって対応が異なる場合もありますが、もしも変わる理由を知りたい場合には、会社に問い合わせると教えてくれるはずです。

といっても、具体的な理由まで教えてくれないことも考えられます。

本人が望まない退職であった場合などは社内の懲戒処分といったケースもあるからです。

いずれにしても、加入した時の担当者がずっと継続してくれるとは限らないことを認識しておきましょう。

また、逆に担当者を変えてほしいということもあるはずです。

この場合は、カスタマーサービスセンターなどに連絡すればOKです。

高いお金を払って契約しているのですから、気持ちよく担当してもらえる方にお願いするのが一番です。

といっても、変えないで欲しいと希望してもこれは通ることはありません。

変わってしまえばそれまでなのです。

しかし、若い担当者は退職の可能性はさらに高まるので、ベテランに変えて欲しいなどと希望するとその後の変更は可能性が低くなるでしょう。