前任者からの引き継ぎなしは珍しいことではない

スポンサーリンク

会社では、新規に始まった仕事でない限り、前任者から仕事内容の引き継ぎをするというのが一般的です。

 

しかし、時には引き継ぎなしというケースがあります。

前任者から仕事を引き継ぐということは

仕事を前の人から引き継ぐ時には、営業であれば顧客についての細かな情報を教えてもらうことがありますし、事務作業なら仕事の段取りなどを教えてもらうことになります。

 

これにより、担当者が変わっても会社全体の流れが滞ってしまうという事態を出来るだけ防ぐことができます。

 

後任者は新しい環境に慣れることも必要ですし、少しでも仕事のやり方を教わっておけば精神的にはとても楽になるのは間違いありません。

前任者から引き継ぎなしということもある

しかし、残念ながら前任者から引き継ぎないというケースもないわけではありません。

 

例えば、時間が取れず十分に引き継ぎが行われないまま仕事を始めなければならなかった、ということもあるでしょう。

 

また、周囲は十分だろうと考えたとしても、とかく後任者はこれでは全然足りないと思いがちで、いざ一人でやり始めてどんどんわからないことが出てくるということもあります。

 

もっとも、異動に伴う引き継ぎというと、内示が出るのがギリギリということがほとんどなので、引き継ぎが十分に行えないのは珍しくないはずです。

スポンサーリンク

異動の内示は1か月前くらいというのが一般的なので、実質的に引き継ぎにかけられる時間というのはあまり多くはないのです。

 

それから、前任者の配慮が行き届かずに引き継ぎが十分ではなくなることもあります。

 

前任者にとっては、自分がいなくなった後、同じ仕事をする後任者と比較されることを恐れているというのも一つの理由でしょう。

 

特に長年かけて掴んだコツなどは、そう簡単に人に教えたくないと考えるのも無理からぬことです。

 

もちろん、包み隠さず教えてくれる人もたくさんいますが、あながち否定できないのではないでしょうか。

引き継ぎなしはどうすれば良いのか

以上のように、引き継ぎなしの理由は、時間が取れなかったとか前任者の思惑などが原因と考えられます。

 

しかし、早々に諦めて退職するのでなければ、引き継ぎなしの状態で限りなく速やかに仕事を進められる状態にまで持って行く必要があります。

 

それには、まずは与えられた仕事の現状を把握することです。

 

そして、過去の記録を確認して、どうすれば良いのか自分なりにパターンを作っていくしかありません。

スポンサーリンク