営業電話で担当者名を聞かれて教えたくない時の対処法は?
会社に営業の電話がかかってきて、その際に担当者名を聞かれることがあります。
名前を教えたくない場合には、どのように対処すればいいでしょうか。
担当者名を聞かれた時の対処法
電話で「御社の○○関係の担当をしている方のお名前を教えていただけますか」と聞かれることがあります。
その場合には、まず用件を聞きます。
用件を聞くのは、取引先からなのか、営業の電話なのかを判断するためです。
用件を聞いた後、営業電話だとわかれば「営業のお電話はおつなぎできないことになっております。/そのようなお電話はお断りするように言われております。/お取引のない方には名前を教えないように言われております。」のように言えるでしょう。
「〜ということになっています/〜と言われております」という表現を使えば、個人的な判断で教えたくないと言っているのではなく、会社からの指示で言っているということが伝わるので、相手があきらめる可能性が高くなります。
また、直接担当者名を聞かれるのではなく「○○担当の方はいらっしゃいますか」と聞かれることもあります。
スポンサーリンクこの時に不在であると伝えると「それでは改めてかけ直します」と言ってまたかけてくる可能性があります。
あるいは「何時ごろ戻られますか」と聞かれて、さらにやり取りが長くなってしまいます。
ですから、この場合も用件をすぐに聞いて、営業の電話であれば断ります。
会社にとって不要な電話に何回も対応するのは時間の無駄ですから、次回の電話がかかってこないように、最初の時点できちんと対処する必要があります。
営業電話で教えたくない…断る時の注意
会社が不要と判断する営業の電話に対して「担当者の名前ですか?それはちょっと…」というようなはっきりしない言い方をすると、少し粘れば教えてもらえるかもしれないという印象を与え、電話が長くなってしまいます。
はっきりと断ることがポイントです。
ただ、はっきり断ると言ってもぶっきらぼうにならないように、あくまでも丁寧な対応を心がけます。
その会社と将来関わる可能性もあるので、悪い印象を残さないようにするのが最善です。
相手がしつこく担当者名を聞いてきたり、感情的になったりすることもありますが、そんな時でも冷静に、毅然と対処しましょう。
営業の電話はつなげない、担当者名は教えられないという姿勢を示し続ければ、相手もあきらめて電話を切ります。
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