博士課程の修了とアルバイトは両立できる?文系大学生におすすめのバイトと考え方

スポンサーリンク

文系学科の大学生のアルバイト経験は、就職活動において有利に働くことが多いです。

 

企業によっては学業を本分とする学生時代にアルバイトにうつつを抜かすとは、と思われる可能性もありますが、多くの場合、「誰かの下について働いていた=社会経験がある」という認識が生まれます。

 

運動部や吹奏楽部など指導が厳しく、集団行動が主体となる部活動経験者が好印象を与えるのと同様に、アルバイトをしていたという事実自体が、文系大学生に欠如しているイメージがもたれがちなコミュニケーション能力、上司の指示に従う能力の保証となってくれるのです。

 

ただし、博士課程の為に大学院進学した場合は、また話が異なってきます。

大学院の本分は「研究」

文系・理系に限らず大学院で学生が行うべき活動の本分は、その大学院でしか行えない研究、そして博士課程の修了です。

 

専攻や大学院によっては事情が異なってくる事もありますが、アルバイトにかまけて研究がおろそかになる、論文が出せなくなる、博士課程が取れないまま中退・退学になってしまうのは博士課程進学として本末転倒です。

 

特に接客系アルバイトは、やってみないと判らないそのお店独自の繁忙期があります。

 

普段自分が行く時間で判断して「あまり忙しくなさそうだ」と思って入ると、思わぬ激流に呑み込まれる事もあります。

 

また他の従業員の体調不良等の理由で急にシフトを増やされる、交代を頼まれてしまうケースも珍しくありません。

 

人が好くて断れない、気弱でつい引き受けてしまいがちな人ほど、研究時間が削られてしまいます。

 

博士課程の論文は提出できませんでしたが、それはアルバイトを頑張っていたからです、とは堂々と言えるものではありません。

 

考え方としてどちらが本分なのか、芯がぶれてしまうのはそれ自体が大変である博士課程の修了において、大変危険な兆候です。

スポンサーリンク

文系博士課程とアルバイトは両立できるのか

それでも実際問題として、遊興費欲しさに働くのではない、文系の博士課程研究の為の専門書購入や、そもそも働かなければ生活が立ち行かない学生はどうすればいいのでしょうか。

 

これについては、2通りの考え方があります。

 

1つは長期で週に短時間の、専攻している分野に関わりある、役立つアルバイトを探す事で、もう1つは短期バイトで一気に稼ぐ方法です。

 

前者の場合、例えば文系ならば塾講師バイト、家庭教師バイト等、自分が学んでいる分野を他人に教える事で、アルバイトの時間でもその分野から思考を離れさせない事が出来ます。

 

この場合、理想的なのが大学での非常勤講師のアルバイトです。

 

塾講師、家庭教師バイトとは異なり、大学非常勤講師は教歴にもなります。

 

文系であっても、研究室の非常勤研究員、学部の非常勤講師の募集はそう珍しくありません。

 

後者の場合は、逆に日給バイトや繁忙期の短期アルバイトに入り、短い時間で多く稼いで研究への負担を減らす考え方です。

 

高額な日給を貰えるアルバイトは肉体労働が多いので、長期で続けると蓄積した疲労で研究がままならなくなる事もあります。

 

目標額が決まっている場合は、研究に支障を出さない為にも短期間で一気に稼いでしまいましょう。

文系向きのアルバイト、不向きなアルバイト

運動系の部活動やサークル活動、趣味の経験が無い限り、文系の身体に急激な肉体労働は大きな負担になります。

 

短期バイトの代表格には引っ越しがありますが、腰、背骨といった研究職でも痛めがちな部位を壊してしまう可能性があります。

 

博士課程の指導教授、或いは同じ文系の教授の業務を手伝うティーチングアシスタント、学校図書館バイトなど、まずは大学敷地内から探してみましょう。

 

大学は様々な知の分野、様々な地域の人々が集う場です。

 

そこで活動を広げられる事で、博士課程に役立つ思わぬ出会いや閃きが得られる可能性があります。

スポンサーリンク