あの先生に指導教授になってほしい!修士・博士課程進学におけるアポ取り方法・メールの注意

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大学院に進学し、研究室を選んで入るにあたり、必要となるのが指導教員になって欲しい先生へのメールです。

 

事前になんのアポも無く「面接させてください!」と頼みに行っても、印象としてあまり良いものではありません。

 

ましてやこれから修士課程、博士課程で数年間お世話になる教授からの第一印象を損なわない為にはきちんと手順を踏むのが大切です。

 

博士課程までお世話になる教授ならば尚更です。

忙しい大学教授へのアポの取り方

根本的な考え方として、大学院の教授は忙しい人が殆どです。

 

その日の講義が終わったとしても、その後に何が控えているか、一見して判断は出来ません。

 

どうしても直接話しかけて面接を打診したい場合は、「先生の研究室の件でご相談させて頂きたいのですが、先生のご都合が宜しい日を教えて頂けないでしょうか」といった、丁寧にお伺いを立てるイメージで尋ねてみましょう。

 

教授自身の経歴にもよりますが、初めてのゼミ生という事でも無ければ、そうした問い掛けをされる=ゼミに進学したい打診と理解してもらえます。

送られる先生側の状況を想像したメール文章

メールなら教授も自分の好きなタイミングで読めるから大丈夫、とも限りません。

 

自分と同じように、修士課程・博士課程進学してその教授の研究室に入りたい学生からのメール、今受け持っている講義の履修生からのメール、研究関係のメール、教授は1人でこれら全てに目を通さなければなりません。

 

そうしたメールに埋没して読み逃しがされないように、最も大切なのは「件名に要件の概要を入れる」事です。

 

「〇〇先生のゼミへの参加に関するご相談について」といった文面を記入する事で、スパムと間違われる・確認が遅くなるといった事態を避けられます。

 

この時、件名で名乗る必要はありませんが、文面中では必ず名乗りましょう。

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教授に送るメールの書き方、マナー、注意点

指導教授となってもらいたい先生へのメールは言葉を丁寧に、目上の人への書き方をするのが大前提です。

 

例文を検索するとたくさんWEB上でも沢山出てきますが、細々とした勘違いで礼儀に反してしまう事があるので気を付けましょう。

 

よくやってしまいがちな所では「メール文中の敬称は〇〇先生とする(〇〇教授は失礼に当たります)」、「指導教授の名前の漢字を間違える、自分が名乗り忘れる」、等々、気を付けたい点は数多くあります。

 

人によっては、改まった文章を目上の人に送る最初の機会となるかもしれません。

 

勝手がわからず不安であれば、進学支援の職員に相談するのも1つの手です。

 

メールの文面が「あなたに対する第一印象」なので、なるべく慣れた人に添削してもらいましょう。

 

博士課程で別の研究室に行く場合は2回目なので慣れたものかもしれませんが、博士課程ならではの以下のような注意点もあります。

他大学への博士課程進学でのメール文面

修士課程を修了し、博士課程に進学する際に、現在の研究室から出て他大学に進学する選択肢が出てくる人もいます。

 

他大学の教授へ送るメールの場合、自分の所属大学から明かし、どの研究に興味があって博士課程の進学先にしたいのか具体的に書くようにしてください。

 

他県の大学では日程のすり合わせが難しい場合もあるので、自分からある程度「この期間の日取りの中でご都合の宜しい日はあるでしょうか」等、日取りの確認で何度もやりとりが発生しないように1回で終えられる工夫をしてみましょう。

 

修士課程と異なる分野で博士課程に進学したい、というのは稀なケースでもありません。

 

ただし進学先の教授のメール打診は一気に行わず、やり取りは1人ずつ丁寧に行いましょう。

 

同時にOKを貰ってしまうと断らなければならない事態が生じ、同分野においては、学会等で教授同士が顔見知りである可能性が大いにあります。

 

博士課程において、礼節も重要な要素になります。

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