博士号の価値とは?取得時の大学名は重要なのか?

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博士号の価値は大学名で決まる、と考えている人もいるのではないでしょうか。

 

博士号取得を目指している人は、どうせなら価値の高い博士号を得たいと思うのは当然のことです。

 

大学名によって価値が異なるのかなどを見ていきましょう。

博士号の価値は変わらない?

基本的に、採用担当が大学名で博士号の価値を決めるというところは少数です。

 

絶対にいないとは言えませんが、博士号の有無が必要な場面で気にする人はほとんどいません。

 

大学名で変わってくるのは、取りやすさの違いくらいと言われています。

 

有名大学になればなるほど、博士号取得が難しいのは当たり前です。

 

偏差値が低い大学でも取得が簡単なわけではありませんが、有名大学よりは取得しやすいと言われています。

 

ただ、頭が良い人が博士号のために偏差値の低い大学を目指すわけもないので、基本的に在籍している生徒にとって取得の難易度は変わらないと言ってもいいかもしれません。

 

大学名で博士号の価値が変わると考えている人もいますが、それは違います。

 

そのため、取りやすさなどで考えても大した違いはないという結論に至ってしまうのです。

 

企業の採用担当によって大学名を重視するところもあるかもしれません。

 

しかし、超一流企業くらいではないでしょうか。

 

一般的な企業で大学名まで重視するところは、滅多にないと言われています。

 

気にされているかもしれない、と思っているのは案外自分だけだったりするのです。

 

むしろ、コンプレックスを持っている人ほど気になるのではないでしょうか。

 

例えば本命の大学に行けなかった人などがこれに当てはまります。

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重要視されているのは大学名ではなく博士論文の内容?

採用担当などが重視するのは大学名ではなく、博士論文の内容と言えます。

 

大学名まで気にするのであれば「この大学だから安心」ということではなく「こんな論文を書いた人なら安心」という部分だからです。

 

そのため、極端なことを言えば偏差値が低い大学で博士号を取っても論文内容が素晴らしければ一流企業の目に留まることがあるかもしれないのです。

 

逆に有名大学だからと言って、すべての人が素晴らしい論文を書くわけではありません。

 

特に文系の場合は博士号取得はなかなか難しい壁だと言われています。

 

だからこそ、余計に大学名ではなく論文内容を重視するのだと考えてください。

 

意外と博士号を取得しても大学名を気にする人は多いです。

 

「就職に不利になるのか」と質問をして「そんなことはない」と言われても、気を遣われているのではないかと考える人も多いからです。

 

本当に大きな差はないと、しっかり自分で納得できるようにしてください。

 

大学名で気にする企業の一例としては「人数」があります。

 

博士号を取得している人が多いか、少ないかという部分に注目するケースもあるのです。

 

少なければそれだけ厳しい壁を乗り越えてきた人、と評価されるでしょう。

 

ただ、それだけであって「この大学名の博士号はダメ」と考える人はいません。

 

博士号の価値は大学名で決まるものではありません。

 

だからこそ、しっかりと自信を持って自分が取得したものを誇りに思ってください。

 

厳しい勉強をして、そのゴールで手に入れたものを自分自身で軽視しないようにしましょう。

 

このように、過剰に気にする人もいますが結論を言うと「気にしなくていい」ということになります。

 

インターネットなどで調べても、気にする人はいますがその人に対して「気にしなくていい」と言っている人ばかりです。

 

大学に関してコンプレックスを持っている人ほど、その大学の価値にこだわる傾向があります。

 

しっかり、自分が学んできたことに自信を持って博士課程修了に胸を張って下さい。

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