博士課程留年時の学費は?割引などがあるのか?

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博士課程の際、留年をしたらどうなるのかという不安を抱く人も多いはずです。

 

留年なんてことにならないのが一番ですが、絶対に留年しないでいられる自信を持つ人は少ないでしょう。

 

その際の学費はどうなるのか、割引などがあるのかなど不安点はさまざまです。

 

こちらでは、博士課程の留年時の学費について見ていきましょう。

博士課程留年時の学費の割引はあるのか?

基本的に留年をしたからと言って、学費割引などはないようです。

 

もしかしたら実施している大学もあるかもしれませんが、リサーチ時に見つけることはできませんでした。

 

学費割引というよりも、留年した人に対しての学費の問題は若干厳しいものがあります。

 

修士課程における場合ですが、奨学金が止められてしまいます。

 

他にも学費免除が通らなくなります。

 

家庭の収入などによっては入学金が半額、授業料免除などをしているところもあるのです。

 

ただ、留年した人に対してはこれらが適用されません。

 

授業料に関しては全額免除は通らなくても、半額にはしてもらえるケースもあるようです。

 

留年に置いてもっとも大きな問題となるのが「学費」です。

 

簡単に考えても余分に学費がかかるので、大学生にとっても心的負担は大きいものとなります。

 

その結果、経済面の理由で大学を退学する人もいるのです。

 

せっかく勉強して入学したのに、経済的な問題で退学するのは勿体ないことです。

 

ただ、決してこれらは珍しいことではなく毎年かなりの人数が悩まされていることです。

 

留年においても、好きでしている人はおらず、中にはやむをえない事情がある人もいます。

 

しかし、そういった事情があっても学費問題をクリアすることができない人がいます。

 

割引などがあれば、退学という道を選ばなかった人もいるのではないでしょうか。

 

ただ、大学側も慈善事業ではないので特定の生徒ばかりを優遇するわけにはいきません。

 

助けてあげたくても助けられないという大学側の気持ちも理解しておくようにしてください。

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どうすれば経済的問題をクリアできるか?

留年した時、経済面の不安があるなら国の教育ローンなどを活用しましょう。

 

奨学金制度と異なり、比較的手続きが早いのも特徴です。

 

ただ、国の教育ローンは本人ではなく親の名義で借りなければいけないので親に頼む必要があります。

 

親に迷惑をかけてしまうかも、と思っている人にとってはつらい選択になるかもしれません。

 

留年をしたら、他の人に相談しづらくなる人が増えています。

 

しかし、ひとりで悩んでいても何も解決しません。

 

どうすればいいのかなど、先輩たちに相談することで解決の糸口が見つかることがあります。

 

他の人に迷惑をかけられないと考えるのではなく、今どうするべきかを教えてもらうという前向きな考えを持つようにしましょう。

 

博士課程を修了するためには、さまざまな壁にぶつかることがあります。

 

大学生は呑気に過ごしているというのは、一部の人たちだけです。

 

ほとんどの人たちがどうすれば留年なく卒業が出来るのかを考えながら、プレッシャーに押しつぶされそうになりながら学んでいます。

 

学費の割引があれば、と考える人もいるでしょうが通常より1年余分に費用が掛かる人を率先して助けようとはしません。

 

優秀な人ほどサポートを受けられるのも特徴の一つです。

 

例えば、奨学金に関して優秀な人であれば返済免除になることもあります。

 

ごく一部の人ですが、高額な学費を返済する苦労から解放されることもあるのです。

 

博士課程修了をすることは、決して楽ではありませんが、博士課程修了を授与されることで就職などに有利になるケースもあります。

 

学費などが高いからこそ、留年をしないで博士課程を終えられるように努力しましょう。

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