振出日が空欄になっている小切手の注意点

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小切手は振出日が記載されているのが基本ですが、物によっては空欄になっていることもあります。

 

空欄だと使えないという事はありませんがトラブルになるケースもあるので要注意です。

 

例えばこのような部分が注意点としてあげられます。

小切手の振出日について

有価証券の1つである小切手には、振出日と呼ばれる項目が記載されています。

 

小切手の場合は振出日までに取引先銀行に呈示することで効果を発揮し、振出日を過ぎてしまうと取り扱いが無効になるのですが、こちらが空欄になっているケースもあるでしょう。

 

空欄となっている場合、いつでも好きな日を書き込めるのかというとそんな事はありません。

 

振出日を記入せずに誤って渡してしまったケースもありますので、事前に確認しておかないとただの紙切れとなってしまいます。

 

事前に確認しておけばトラブルを防げますので、注意点として覚えておきましょう。

振出日が空欄の場合の注意点は他にも

取引先が意図して振出日を空欄にしてしまった場合でも、注意点があります。

 

そもそも空欄の小切手は銀行によっては取扱いそのものができないケースが多いということです。

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振出日は基本的に必須記入項目ですので、こちらの確認が取れない限り振込手続きをできないと判断する銀行は多いでしょう。

 

空欄のまま提出してしまう前にまずは取引先や金融機関へ直接確認をすることが大切です。

 

電話一本で確認出来ますので、万が一にも不渡りとなってしまわないように事前に確認しておくと良いでしょう。

いつも空欄の小切手にも注意点があり

毎月の支払時に振出日が空欄の小切手が利用されており、毎月必ず特定の日に手続きをして何ら問題がないと言う場合、そのまま取引を続けているケースもあります。

 

ですが現金取引とは異なり、振出日の記載がない以上知らない間に期日が変えられている可能性もあるので注意が必要です。

 

毎月月末に支払なので気にせずに放置していた結果、今月は期日が異なっていたことに気が付かず不渡りとなるというケースもあります。

 

どんなに信頼している会社が相手でもミスが出ることもあるため、多少手間がかかっても毎月必ず振出日に関しては確認をしておきましょう。

 

小切手の取引に慣れていても有価証券である以上、ちょっとしたタイミングでトラブルが発生する事も少なくありません。

 

万が一にも不渡りとなって損失を抱えることが無いように、最低限抑えておくべき注意点はしっかりと確認しておきましょう。

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