小切手の現金勘定と当座預金勘定の違いは?

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小切手に関して帳簿をつける際には、現金勘定なのか当座預金勘定なのか混乱してしまう方が多いです。

 

それぞれの違いが分かると勘定科目が簡単になりますので、まずは一つ一つチェックしてみると良いでしょう。

小切手の勘定科目について

小切手の取扱も帳簿記入が必須です。

 

勘定科目を現金にするべきか、当座預金にするべきか悩んでしまっている方も少なくありません。

 

それぞれの違いがよく分からないと、そもそもどうやってつければ良いか分からなくなってしまいますので確認すると良いでしょう。

 

小切手の勘定科目は自分が振り出した小切手か、他人が振り出した小切手かどうかが判断基準になります。

 

自身の支払負担がある場合は当座預金勘定、他の人の支払小切手の場合は現金勘定です。

 

それぞれの違いをよく理解して、逆に勘定科目をつけてしまわないように気をつけましょう。

現金と預金当座の違い

現金勘定と当座預金勘定の大きな違いは、小切手が自分の手元に残る現金として認められるかどうかにあります。

 

自身が小切手を発行している場合は自分の口座から後日引き落としとなり、自分のお金はマイナスとなるため当座預金勘定です。

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反対に現金勘定の場合は小切手そのものを他者に譲ることが可能な資産の1つなため、現金勘定になります。

 

落ち着いて考えれば複雑ではありませんので、どちらの勘定科目か悩んだ際には1度冷静に考えてみましょう。

 

自分のお金がマイナスになっているのか、それともプラスになっているかを考えれば一目瞭然です。

総額法で換算する

小切手の仕分けは当座預金でも現金勘定でも基本的に総額法により換算をします。

 

実際に動いたお金の金額ではなく、差額も全て含めた金額となるため、帳簿記入の際には注意しましょう。

 

こちらは手形割引の考え方と一緒ですので、言葉に惑わされず正しく記入します。

 

純額法で記入をしても間違いではありませんが、後から確認をするときに混乱する可能性があります。

 

最初から総額法で記載をし、別途仕分け部分を科目別に換算した方が分かりやすいですので、その時の手間を省くことよりも後から見たときにわかりやすい方を優先した方が安心です。

 

帳簿を見られて突っ込まれることも無くなりますので、悩んだら総額法で記載をしましょう。

 

当座預金と現金勘定はそれぞれに違いがあります。

 

同じ小切手でも振出が誰なのかによって科目が変わるため、間違えてしまわないように気をつけましょう。

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