小切手の受け取りを代理人がする方法

本人が平日に銀行に行けないため、小切手を親族の代理人として受け取りを依頼されるケースは少なくありません。

受け取る方法が分からずに困惑してしまう前に、代理での受け取りをお願いされたらこのような準備をしましょう。

小切手は用紙に記入されている本人だけではなく、その家族など代理人でも受け取りが可能です。

受け取りの際には身分証明書など必要書類を提示し、本人同様銀行窓口にて手続きする方法が一般的です。

本人の受け取り同様、代理人の手続きの際にも小切手の種類によって支払われるタイミングや支払方法は異なります。

記載されている銀行の支店窓口を直接訪れれば現金化される場合もあれば、手続きだけして振込そのものは後日になることもあるでしょう。

こちらはどこの銀行で手続きをするべきかなど、受け取る本人に合わせて確認しておいた方が安心です。

代理人として小切手の受け取りや手続きをする場合、代理人本人の身分確認証が必須です。

10万円を越える小切手の現金支払の場合は特に全銀行で身分証提示が必要ですので忘れずに持参しましょう。

身分証明書として有効なのが、振込名義人と代理人本人の運転免許証やパスポート、健康保険証などの原本です。

また取引の際に実印が必要な場合は実印の印鑑登録証明書も提示が要りますので持参しましょう。

法人の場合はこれに加えて登記事項証明書など各種書類が必要となりますので、取引に合わせた書類を持参します。

小切手と一口に言っても、線引き小切手や預金小切手など様々な小切手があります。

取引に合わせて必要な物や代理人が行う手続き内容も変わるため、振込名義人本人に手続き内容を丁寧に確認しておきましょう。

またすぐに現金化して欲しいという場合でも、出向いた銀行や代理人では取引が難しいケースもあります。

慌てて取引をしたにも関わらず結局振り込まれるのが数日後だったと言うケースもあるため、振込名義人本人ができるだけ早く振り込みを希望している場合は、小切手内容などと合わせて現金化出来る方法で申請した方が安心です。

小切手は代理人が受け取りすることも珍しくありませんが、手続き方法を間違えるとトラブルに繋がることもあります。

振込名義人本人がしっかりと手続き内容を伝えておき、トラブルがおきないように必要書類なども合わせて渡しておきましょう。