小切手の線引き位置はどこ?

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小切手を線引き小切手にするということには意味があります。

 

現金と同じように扱われる小切手を不正に扱われないようにするために線引きします。

 

線の位置はどこにすればいいのかなどよく理解して扱う必要があるのです。

線引きする目的とは

現金と同じように扱われる小切手は不正に取得して現金化されたり入金されないようにしなければなりません。

 

信頼できる相手が受取人だとしても、紛失したり盗まれたりした場合、その取得者に支払われてしまう可能性があるのです。

 

それを予防するために行う措置が線引き制度と呼ばれるものです。

 

一般と特定がありますが、一般は小切手の表面に2本の平行線を引きます。

 

その平行線の中には何も記載しない、もしくは銀行・BANK・銀行渡りなどと書かれていることもあります。

 

特定の場合は平行線の間に銀行名が記載されています。

線引きすることの効果は?

一般線引きの場合には支払い銀行について他銀行・支払い銀行取引先のみ支払いをすることができ、それ以外は支払いできません。

 

銀行は取引先・他銀行のため以外に取り立てを行うこともできません。

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特定の場合、支払い銀行は横線の中に書かれている銀行のみ支払いを行います。

 

つまり、線を引くことによってどこかの銀行の取引先となっている人に支払いをすることになり、銀行に関係がない人は支払いを受けることができないのです。

 

不正を予防するために効果的な方法といえます。

小切手の線引きの位置はどこにすればいいのか

小切手の線引きの位置はどこがいいのか、これは「表面であれば位置はどこでも」構いません。

 

位置をどこにするかといった明確な規定はなく、小切手の表面に2本の線が表示されていればいいのです。

 

スタンプにも線引き小切手用のものがありますし、2本線を手書きしてもよく色も特に決まりがありません。

 

どこの位置に書けばいいのかなどの決まりはありませんが、「消せないこと」が重要です。

 

ボールペンでもなんでもいいのですが、2本線が消えないようにすることが必要です。

 

一般的にどこの位置に線引きすることが多いかというと、大体上の左右いずれかに引かれています。

 

小切手の線引きについては盗難や紛失の際のトラブル防止のために行うものなので、振出人のほか、小切手を受け取った所持人も行うことができます。

 

線を引く位置をどこにするかということよりも、線を引くこと自体に大きな意味を持ちます。

 

一般的に線が引かれることが多い右上、左上の位置に2本線を引くことで不正防止に役立てることができます。

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